Colabo問題に毎日新聞記者「各社ともそのレベルのニュース」この投稿がどれくらいヤバいか解説【マガジン202号】
KSLマガジン
10代女性らを支援する一般社団法人「Colabo」の会計報告に不正があったなどとする住民監査請求に対し、都監査委員が会計の一部に不当な点があると認めて再調査を指示したことについて、毎日新聞の酒造唯記者が「本紙で扱ったのは産経だけ(第3社会面2段)。朝毎読はいずれも都内版(日経、東京は記事なし)。各社ともそのレベルのニュース」とツイッターに投稿したことが話題となっている。
Colabo、本紙で扱ったのは産経だけ(第3社会面2段)。朝毎読はいずれも都内版(日経、東京は記事なし)。各社ともそのレベルのニュースだという判断で一致している。SNSから得られるニュースがいかに偏っているかを示す好例だろう
— 酒造唯@「誰が科学を殺すのか」科学ジャーナリスト賞2020を受賞 (@yuishuzo) January 4, 2023
この投稿の問題点とマスコミの課題
新聞社の一記者が、社会で注目される問題に「そのレベルのニュース」「SNSから得られるニュースがいかに偏っているか」と安易な評価をしていることに多くの批判が集まっているようだ。
筆者から見ても、記者の思い上がりと認識不足には唖然とする。この投稿一つを見ても、新聞が消えゆく運命にあることがよく分かる。本人はどのくらいヤバい投稿をしたか気が付いていないようだが、ここで何点か指摘しておく。
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【運営・執筆】竹本てつじ【転載について】
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