外資規制で借りのあるフジテレビさん、立憲民主党さまの仰せのままに総務省擁護の報道「ねつ造なしと総務省が報告」→デマでした

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 放送法を巡る総務省文書問題でフジテレビが20日午前、総務省が「ねつ造はなかった」と国会に報告したという速報を流した。しかし、そのような事実はなく、立憲民主党の石橋通宏議員(野党筆頭理事)の言い分をそのまま流したもので、その後の国会質疑でも総務省は報道のような答弁を行っていない。

【速報】「ねつ造なしと総務省が報告」 立憲議員が明らかに|FNNプライムオンライン
放送法における政治的公平の解釈をめぐり、高市経済安全保障担当相が「捏造(ねつぞう)だ」と主張する文書について、総務省が調査を行った結果、「捏造はなかった」と国会に報告したことを立憲民主党の議員が明らかにした。

立憲民主党・石橋参院予算委筆頭理事「(総務省関係者に)捏造と言った者は誰もいなかった。つまり、2月13日はあったということですから、高市大臣の捏造というのはすべて崩れたと思います」

外資規制で借りがあるフジ

 石橋議員がマスコミに話したのは委員会前の理事会に提出された総務省の報告と思われるが、午後からの小西洋之議員の質問に対して総務省は「ねつ造という認識を示すものはいなかった」という異なるニュアンスで答弁している。

 総務省報告は杉尾秀哉議員が一部公開しているが、やはりここでも「捏造との認識を示すものはいなかった」とされ、当事者が捏造しましたとは言わないだろう。一方で、文書が不正確であることはこれまでの報告と変わっていない。

 フジテレビ以外はこれを「捏造はなかった」というニュアンスでは報じておらず、明らかに立憲民主党に忖度したもので、実際に所属議員らが一斉にこのニュースをSNSでシェアしている。さらに、外資規制違反で総務省には借りがあるフジテレビが、総務省を擁護したとも考えられる。

 放送を巡る一連の報道で、テレビ局が野党や総務省に忖度するという本末転倒なことになっているが、こういう矛盾に気が付かないのが野党でありオールドメディアである。

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【運営・執筆】竹本てつじ【転載について

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