中国系マフィアが高校生含む日本人を拉致監禁?外国人1万人以上がミャンマーで特殊詐欺を強要されている【KSLチャンネル】
20日の衆議院予算委員会で、中国系マフィアと思われる犯罪集団がミャンマーとタイの国境付近で外国人を1万人以上も監禁し、特殊詐欺などを強要している問題が取り上げられました。ここには日本人も30人以上が監禁されているとみられ未成年者などをタイに誘い出しミャンマーに送る拉致監禁である可能性が高いようです。
立憲民主党・本庄知史議員の質疑です。
これ、やっと報道も増えてきましたが政府の注意喚起がぬるすぎます。
ほとんどの人が危険性を認識しないままタイへ渡航してしまうのではないでしょうか?ミャンマーに関しては軍事クーデター以降、治安が悪化していることから全域が危険レベル2か3に指定されていますが、日本人が多く渡航するタイと国境を接しているという危機感が感じられません。
テレビでもタイ観光が特集されるなど治安の良さが宣伝されています。外務省は昨年末あたりから東南アジア一帯で特殊詐欺に関与させられる危険性があることを発信していますが、タイに限定するとミャンマー国境付近ではなく南端のマレーシア国境付近でイスラム武装勢力への注意喚起しか行っていません。
政府もまだ全容が把握できていないようですが、厄介なことに犯罪拠点に滞在している日本人がすべて被害者というわけではない可能性も指摘されていて、タイでは犯行グループ側として日本人が逮捕されています。
拠点となっているKKParkはカレン族の武装勢力だけでなく中国系犯罪組織など多国籍で構成されカレン州国境警備隊の保護を受けるなど一筋縄にはいきません。とにかく誘い出しによる渡航に注意喚起を行い、本庄議員が指摘するようにタイなどに渡航して連絡の取れない邦人がいないか政府は夫積極的に情報を取りに行くべきでしょう。
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【運営・執筆】竹本てつじ【転載について】
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