国民民主党の大型新人「LGBTより夫婦別姓よりスパイ防止法が緊急度が高い!」立憲の松下玲子は不満を隠せない模様【KSLチャンネル】

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 20日の衆議院予算委員会で国民民主党の新人・西岡義高議員がスパイ防止法の必要性を訴え、政府に見解を求めました。西岡議員はその中で「LGBT理解増進法や選択的夫婦別氏制度の議論では日本だけが遅れている、諸外国並みの法整備をという声がよく聞かれるが、スパイ防止法も日本が遅れている。緊急性においてはこちらが高い。」と述べています。


 西岡議員の後ろで立憲民主党の松下玲子さんがブツクサ言ったり首を傾げていますが、何か不都合なことでもあるんでしょうか?仮に優先度の問題で異論があったとしても、スパイ防止法で困るのはスパイだけなので反対する理由もないはずです。夫婦別姓でも「世界で日本だけが」と言ってるんだから、スパイを罰することができない日本もどうにかするべきでしょう。

 日弁連などは反対の理由として「行政当局の恣意的専断を許すことになる」として、特定の野党もこれに追随していますが、そんなことを言い出したらすべての刑法に行政当局の恣意的専断や冤罪の可能性はあるわけで、スパイ防止法に反対する理由にはなりません。例えば公務執行妨害罪や業務妨害罪は特に行政当局が恣意的に利用する傾向にありますが、だからと言って公務執行妨害や業務妨害を野放しにすることは許されず刑法としても存置されているわけです。

 またスパイ防止法は誤って情報を漏らしてしまったり、騙されて受け渡しをする過失犯まで摘発の対象になることも反対の理由とされていますが、これもほかの刑法と同じで行為類型により成立要件を議論すればいいだけの話で、端から議論すらしないという理由はどこにも見当たりません。

少数与党のいまこそ、野党がスパイ防止法を提案して恣意的に利用されにくいスパイ防止法を議論してみてはどうでしょうか?

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【運営・執筆】竹本てつじ【転載について

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