【ダブスタ】立憲民主党が開き直り「世襲批判なんて気にするな」自民大物の娘を擁立した川内博史の投稿が物議を醸す【KSLチャンネル】

これまで自民党の「世襲政治」を繰り返し批判してきた立憲民主党。
しかしその舌の根も乾かぬうちに、自らも堂々と世襲候補を推薦するというダブスタぶりが浮き彫りになり批判を浴びています。
その批判をかわそうと必死なのか「世襲批判なんか気にするな」「県民の生活のために頑張れ」「今回は自民党に勝つため、あなたを応援するキバレ!」という実在するかどうかも怪しい"温かい県民の声"を県連選対本部長のアカウントで行うという恥知らずな行為でさらなる批判を浴びています。
「世襲批判なんか気にするな。県民一人ひとりの生活のために頑張れ。」
「今回は自民党に勝つため、あなたを応援するキバレ!」
など、ありがたい声をかけていただきました!#おつじともみ#参議院鹿児島選挙区 https://t.co/LIvgxZKDzg pic.twitter.com/y9heJcvuVq— 川内博史事務所 (@office_kawauchi) April 21, 2025
立憲民主党の世襲は良い世襲?
今夏の参議院選挙・鹿児島選挙区で、立憲民主党が推薦するのは尾辻朋実氏。実は彼女、自民党現職参議院議員で尾辻秀久・前参議院議長の実の娘です。昨年、自民党の公募に応募したものの落選。その後、政治信条がまったく異なるはずの立憲民主党鹿児島県連から声がかかり、推薦を受けることとなりました。つまり、自民党は「議長の娘」であっても実力不足と判断し公認を見送り別の元職を選びました。一方で立憲民主党は自民党の選考に漏れた尾辻氏をわざわざ拾い上げ、自らの「世襲批判」にブーメランを放ったわけです。
立憲民主党は昨年の衆議院選挙でも、実に25人もの世襲候補を擁立。にもかかわらず、自民党に対しては「世襲だらけの自民党政治」と批判の矛先を向け続けてきたわけです。
自民党は近年、世襲よりも実力を重視する選考方針を明確化していて、親が議員であろうと公募から始まり県連の厳しい選考をクリアしなければなりません。実力不足と判断されれば公認は出ません。尾辻氏のように議長の娘であっても落選させています。対する立憲民主党は、世襲による地盤・看板の引き継ぎ目当てで、節操なく世襲を迎え入れているわけです。
昨年には「世襲禁止法案」を提出したものの、党内に世襲議員が多数いる事情からグダグダ過ぎる骨抜きの内容になりました。地盤看板には手を付けず政治資金の引き継ぎだけを禁止する形になり「世襲そのもの」に切り込むことは避けるという、ご都合主義ぶりも露呈しました。
結局のところ、立憲民主党は民主党時代から続く「ブーメラン芸」を今回も遺憾なく発揮。世襲批判の矛先が、見事に自分たちへ跳ね返ってきています。
"言うだけならタダ""自民党の世襲は悪い世襲、立憲民主党の世襲は良い世襲"という無責任な政治スタイルに支持者がどこまで付き合い続けるのか。 有権者の厳しい目に晒される選挙となりそうです。










































