【大事故】れいわ新選組の大型新人!カメラ目線でガンギマリ演説をキメるも赤沢大臣に説教されてしまう【KSLチャンネル】

KSLチャンネル,政治・社会



 12日の予算委員会で質疑デビューした、れいわ新選組の奥田ふみよ参議院議員が大事故です。
 答弁する大臣ではなくカメラをガンギマリで凝視して視聴者への呼びかけを始めたと思ったら、時間内に勝手に終了宣言して離席したり、所管大臣に出席要求もせず持論を展開して所管外の赤沢大臣に説教される始末。
 とりあえずカメラ目線で演説を始めるところからご覧ください。

通告と出席要求をしていない


 この人はやってくれんじゃないかな?と思って期待していましたが、期待以上の大事故を見せてくれました。
 質疑時間を使って党の宣伝を始めるのはれいわ新選組の定番ですが、ガンギマリで目を剥いてカメラに訴えかけるスタイルは斬新すぎます。これでも支持者からは「カッコいい!」「自然と涙が出た!」と絶賛されるので、また次もやらかすと思います。

 時間内に離席してしまったのは手元の時計で持ち時間がほぼ経過していたという理由もありますが、正面の時計が時間切れになっていないので、最後に大臣の答弁を求めて終わるのが慣例なわけですが、そもそも質問を用意していなかったのでしょう。

 冒頭の発言はカットしていますが、内容的に年金や生活保護など厚生労働省所管のものでしたが、奥田さんが福岡厚生労働大臣へ出席要求をしていなかったということは、適切な質問通告も行われていなかった可能性があります。
 予算委員会の主な議題がアメリカの関税措置の報告ということで、出席していた赤沢大臣にキャンキャン吠えていますが厚生労働行政は所管外です。他の質疑者は質問の性質によって小泉農水大臣や武藤経済産業大臣に通告と出席要求をしているわけですが、奥田さんは何をやっていたんでしょうか?

 そもそも関税交渉の質問を用意せず、議題ではない厚生労働行政について市民の愚痴をお便りコーナーみたいに読み上げるだけ。実は冒頭でも無礼な物言いで持論を展開して赤沢大臣に窘められているわけですが、まったくピンと来ていなかったようで最後まで好戦的な態度。最終的には質問通告と出席要求の件で大臣から説教をくらっても反省は無し。

 全国比例なのに、たった2万五千票で当選してしまう制度のバグで誕生した国会議員ですから、こんなものなんでしょうけど、れいわ新選組は3年ごとに辞職させて2万票にも満たない落選者を繰り上げする予定なので先が思いやられます。

【運営・執筆】竹本てつじ【転載について
◆運営支援をお願いします
各種支援方法の詳細




KSLチャンネル,政治・社会

Posted by ksl-live!