高市総理vs.共産党!田村智子「ありえない!」連呼→高市「戦争は起きている!」防衛予算の対GDP比めぐり激しい舌戦【KSLチャンネル】

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 11日の衆議院予算委員会で、日本共産党の田村智子委員長が防衛予算をめぐる質疑で、高市総理や小泉防衛大臣をヒステリックに責める姿が異様だと話題になっています。
 聞くに堪えないところもありますが、動画のあとに田村委員長の変化など簡単な解説を加えますので最後までお付き合いください。


 怖過ぎでしょう。
 田村委員長は7月の参院選取材で間近に見ていますが、その参院選で惨敗してから一気に様子が変わったように見えます。もとからヒステリックにしゃべる癖がある方なんですが、ここまで眉間にしわを寄せて攻撃的になっていることには驚きです。
 参院選の惨敗で焦っているのでしょうが、初の女性委員長としてナメられたくないというのもあるでしょう。党員からの人気は高いようですが、不破哲三・志位和夫の傀儡であることとは明らかで、重みも全く感じられず、その人気というのもただ軽く見られているだけという気もします。

 はっきりいって政治家としての能力は、皆無と言っていいほど空っぽで、この対GDP比3.5%をアメリカから求められたという話も、その根拠はメディアの憶測報道でしかありません。アメリカと同盟関係にあるNATOや韓国を基準にして日本も同様だろうという考え方ですが、それよりもずっと低い対GDP比2%への前倒しで騒いでおいて3.5%の妥結を疑うのは矛盾しています。

 アメリカに求められなくとも、ロシア・中国・北朝鮮に面した日本の防衛予算が積み上げで増加していくことは避けられないことで、何%以内に収めるかということが机上で決められる状況にもありません。ロシアのウクライナ侵攻、中国の軍事力急拡大、北朝鮮の度重なるミサイル実験を目の当たりして、防衛力強化を「戦争の準備」と批判してしまうセンスの無さ。初の女性委員長として担がれたのに、言ってることは旧態依然とした古い共産党そのまま。

 2031年に防衛予算対GDP比3.5%となる架空のグラフをフリップにして、堂々とNHK中継入りの予算委員会で披露するあたり、他の誰かが作った質問を質疑者本人が何も理解していないから議論にならないんです。
 40分も与えられた質疑時間で、質問は二つだけ。ミサイル配備の住民説明会をするか否かと、防衛予算対GDP比3.5%は本当かどうか。これを延々と押し問答するだけで生産性はゼロです。
 日本共産党はもうこの委員長を交代させた方がいいんじゃないでしょうか?

【運営・執筆】竹本てつじ【転載について
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