毎日新聞が架空の少女取材「いじめ受けた17歳」→実際は40代半ばの女性、昨年8月には死亡説「自ら命を絶った」
毎日新聞が昨年4月に夕刊に掲載した「悩み伝えるシール いじめ受けた10代が販売」で、過去にいじめを受けたとされる17歳の少女が架空の人物であったことが判明した。毎日新聞の取材を受けていたのは40代半ばの女性で、難病を理由に電話での取材しかできず気が付かなかったという。
いじめなどの悩みを伝えるシールを販売していたもう一人の少女(当時18歳)が、17歳とされた少女と連絡が取れなくなったことを不審に思い、家族を通じて弁護士が調査し発覚、自身のブログで謝罪文を掲載した。毎日新聞でも「確認が不十分だった」として謝罪する記事を5日の夕刊に掲載をした。
参考:毎日新聞、「架空の少女」取材で謝罪 「今後は正確な報道を心がけます」 : J-CASTニュース
昨年には死亡説が流れていた
毎日新聞では、これまで繰り返し事実確認を行っていたが返答が得られなかったという。どの時点で疑い始めたのかは不明であるが、17歳に成りすました女性側も疑惑をかわそうと必死だったのだろう。
昨年の8月には「17歳の少女、奈奈さん」とされた架空の人物に死亡説が流れている。
参考:奈々ちゃん | 悪魔のように細心に
参考:奈々ちゃんについて | 悪魔のように細心に
ブログでも少女を演じており、東大を目指す高校生で難病である全身性エリテマトーデスを患っていたという設定だが、成りすましていた女性が実際に難病であったかどうかは不明だ。自ら命を絶ったという情報のソースも不明であるが、毎日新聞で取り上げられネット上でも話題になったため、架空の少女であることを隠し切れず死亡説を流したのかもしれない。
記事を書いたのは金秀蓮記者
架空の少女を演じた女性は、以前からトラブルになっていた形跡もある。以下のブログでは、記事を書いた毎日新聞の金秀蓮記者に関することや仲介したとされる人物のことが書かれているが、真偽は不明で憶測も多く経緯が読み取れない。
参考:【野島博之】と【金秀蓮】の関係
参考:★[追記あり] 2018年9月 お姉さんから届いた「アメブロのメッセージ」2通
毎日新聞に重大な落ち度があったとは思えないが、記事では電話取材であったことは記載されておらず、デザインを担当した実在する18歳ではなく架空の17歳に対面したかのような書き方がされており、記事を執筆した記者が対面取材ができなかったことを隠す意図はなかったのか社内調査が必要だろう。
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