蓮舫さん「匿名で自民幹部がANAホテルを使わないと公言した」←匿名なのに公言?ちょっと何言ってるか分からない
ANAインターコンチネンタルホテルの関係者が自民党本部を訪れ謝罪したとされる報道について立憲民主党の蓮舫参院議員は20日、自身のツイッターで「ホテル側対応に変化が出ました。匿名で自民党幹部がこのホテルを使わないと公言もしています」と投稿した。
辻元さんの質問の後、森山国対委員長がホテル関係者が自民党本部を訪れたことを明らかにしています。
それ以降、ホテル側対応に変化が出ました。匿名で自民党幹部がこのホテルを使わないと公言もしています。https://t.co/jPIbBUM6nI https://t.co/c1l6KsWmU8— 蓮舫💙💛RENHO🇯🇵 (@renho_sha) February 20, 2020
ちょっと何言ってるか分からない。
匿名なのに「公言した」は日本語としておかしい。
矛盾していたのは野党
事の発端は立憲民主党の辻元清美議員が17日の衆議院予算委員会で、ANAインターコンチネンタルホテルに確認した内容として「ホテル側は宛名なしで発行することはない、明細書も発行しており政治家でも特別扱いはない」と質問し、総理に明細書と領収書の提出を求めたことだ。これに対して安倍総理は「安倍事務所がホテルに確認したところ辻元議員には一般論として回答したとのこと。個別の案件は営業の秘密にかかわることで回答には含まれない」と答弁した。
しかし、複数のマスコミが「営業の秘密との回答はしていない」とホテル側が総理の答弁を否定したことを報道。これにより、安倍総理がホテルの証言を捏造したのではないかと追及を受けたが、翌日にはホテル関係者が自民党本部を訪れ「ご迷惑をおかけした」と謝罪したことが報じられ、党からの圧力があったのではないかと新たな疑惑が浮上した。
だが、これらの経緯は辻元議員と野党の勘違いであったようで、ANAホテルは「営業の秘密」という単語を使っていないと否定しただけで、実際は「個別の案件に答えられない」という同趣旨の回答を行っていた。ホテル側の回答は当然のことであり、個別の契約形態や対応については外部からの問い合わせに答えるはずがない。辻元議員の問い合わせに「一般論として公平にやっている」と答えたものを辻元議員が拡大解釈して国会で質問し、マスコミの半ば誘導尋問のような「営業の秘密と言ったか?」という問い合わせにANAホテルが引っかかってしまったようだ。意図せず野党の政権攻撃材料に使われたことをホテルが自民党に謝罪したまでだ。
そもそも自民党幹部が「ANAホテルは使わない」と発言したというのも信ぴょう性が低く、これが匿名どころかマスコミの創作であった可能性もある。こんなゴシップ情報を基に「公言している」とする蓮舫議員の認識は完全に間違っている。
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