小沢一郎さん「新党の代表選をやることは好ましくない」枝野支持を表明し早くも独裁体制を敷く気満々

政治・社会

 立憲民主党と国民民主党の合流新党について小沢一郎衆院議員は1日、代表選に出馬すれば枝野幸男氏を支持する意向を示したうえで、泉健太氏の出馬を推す声があることに対しては「1日も早く新党の体制を作り上げるべきだ。無理やり対立候補を探し出して選挙戦にするのは好ましくない」と述べた。
出典:国民 小沢一郎衆院議員 合流新党の代表選 立民 枝野代表を支持 | NHKニュース

 立憲民主党の独裁体制を継続し、そこに影響力を示そうという小沢らしさを表した発言であるが、こういう傲慢なところが民主党系に蔓延する小沢アレルギーの原因であることを自覚するべきだ。

いつのまにか小沢グループを形成

 日経の記事によると、小沢氏はいつのまにか国民民主党内に小沢グループを形成していたようだ。

国民民主党の小沢一郎衆院議員は1日、合流新党の代表選に立憲民主党の枝野幸男代表が立候補すれば、自身を含む党所属議員ら10人で支援する考えを表明した。国会内で記者団に語った。
出典:小沢氏、枝野氏支援を表明 合流新党代表選めぐり: 日本経済新聞

 自由党が国民民主党に合流した際には衆議院は小沢一郎、日吉雄太、屋良朝博、参議院が森ゆうこ、青木愛、木戸口英二の計6名だった。ここから4名を引き入れ小沢グループを拡大していたということだ。立憲民主党内にも民主党時代に小沢と近かった議員は多数おり、合流新党ではさらに勢力拡大するものと思われる。

 小沢氏としては合流協議で枝野氏に恩を売っておいて、新党での独裁体制に食い込もうという腹だろう。本人は「一兵卒」を自称しているが、本当に一兵卒なら代表選に反対するような発言をマスコミに流して、反発を招くようなことはしないはずなのだが。

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【運営・執筆】竹本てつじ【転載について

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