共産党・志位委員長「野党共闘で100の選挙区をひっくり返すことが可能」毎回同じこと言って負けても辞任はしない
政治・社会
日本共産党の志位和夫委員長は24日の定例会見で、立憲民主党との選挙協力で候補者を取り下げる用意などについて問われ「与野党が競り合っている選挙区を中心に一本化を図っていく合意がある。全部の選挙区で一本化するわけではない」と答えた。さらに志位委員長は「それをやっただけでも100くらいの小選挙区をひっくり返すことは可能だ」と自信を見せた。
不可能だし合意はしていない?
毎回のようにこの夢を語っては大敗している。マスコミ各社の衆院選議席予想では共産党は現状維持か微増のようだが、肝心の野党第一党の立憲民主党は1~2割減で、改憲に前向きな維新の躍進を含めると与野党のパワーバランスはさらに偏る。
立憲民主党と国民民主党の合流でもネックとなったのは共産党との共闘である。これは支持母体である連合も快く思っておらず、結果的には共産党から流れてくる票もあれば逃げていく票もあるので志位委員長の言うような単純な足し算は成立しない。
また、志位委員長が「合意」と言っているのは昨年の参院選のことで、この際に枝野代表と「衆参同日選も視野に入れていた」というだけで次期衆院選での合意は得られていない。
志位委員長は就任から20年、選挙で負けても責任を取らない無責任独裁体制を続けている。こうやって選挙前に広げた大風呂敷も党内で検証されることはなく、いつも適当なことを言って選挙区に立たない共産党幹部のための比例票を他の野党からかっさらうことしか考えていないのだ。
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