LINEを批判するまとめサイトがLINEのボタンをちゃっかり設置&純国産SNSの可能性と嘘【マガジン91号】
KSLマガジン
LINEの個人情報が中国や韓国の企業にダダ洩れであった問題を受け、当サイトではLINEのシェアボタンを撤去しました。昨年あたりからテスト的に設置していましたが、そもそも誰もボタンを使っていないような気がしていたところでしたので、特にリスクは感じません。
LINEの問題は他のアプリなどにも共通の懸念があるように思いますが、TikTokなどの中国発信のアプリが世界中で危険視される中で、利用者に告知することなく中国の技術者が日本のサーバーにアクセスしていたのは看過できません。
保守層向けのまとめサイトでは設置のまま
当サイトではLINEが普及し始めたころから個人情報の扱いを懸念していましたが、そもそも私個人の情報など中国共産党にとって何の価値もありません。ただし、今回発覚した事案では個々人の履歴や取引を総合的に分析すれば、政府要人などのアカウントに辿り着き特定できるのではないかと素人ながらに警戒を強めざるを得なかった。
そこで、今とても気になっているのが、これまで「LINEは絶対に使うな」と問題発覚前から叩きまくり、政府や自治体が利用していれば猛烈に批判を展開してきた保守系まとめサイトが平気でLINEのシェアボタンを設置していたことです。問題発覚後も撤去する様子もなくそのままなのです。
その大矛盾と、これからLINEに代わるメッセージアプリとして「純国産」を謳うものが出てくるが、日本だけで維持することは容易ではなく、知識も根拠もなく純国産を謳ったり、昨年あった「資金調達してトンズラ」する事案も懸念されるので解説しておく。
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【運営・執筆】竹本てつじ【転載について】
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