国民・玉木代表「山尾しおり、立候補できない」同党予定候補と同名でNHK党から出馬模索の人物について見解【KSLチャンネル】

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 7月に予定される参議院選挙で国民民主党が山尾志桜里さんを全国比例で擁立したことに反発した元支持者が、NHK党の全国比例で「山尾しおり」の名前で立候補することを模索している問題について、3日の会見で玉木代表が見解を述べています。

著名でなくとも認められるケース


 これは玉木さんの言う通りで、現行の制度では届け出が受理されないと思います。
 通称として認められるには対外的に認知される一定の活動実績が必要で、選挙のために用意した名前は使うことができません。これは別に著名である必要もないわけですが、選挙に関わる前からの確認できる実績は求められるでしょう。

 現在は立憲民主党の衆議院議員である市來伴子(ともこ)さんは、最初に社民党から衆院選に出馬したときには「市来ばん子」で出馬しています。これは大阪で会社を立ち上げた時の営業ネームとして使っていたものですが、選管はこれを認めています。
参考:立憲・市来伴子さん、選挙ごとに名前を変えていた!衆院選「市来ばん子」区議選「市来とも子」参院選「いちき伴子」

 今回の「山尾しおり」に関しては、そういった活動実績もなく明らかに著名人との誤認を狙ったもので、認められない可能性が高いでしょう。

【運営・執筆】竹本てつじ【転載について
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