維新から厳重注意の足立康史議員「辻元清美の悪業については引き続き拡散します」なぜか消される生コン動画を拡散
ツイッター上での言動を巡り、所属する日本維新の会から「厳重注意処分」を受けた足立康史衆院議員は1日、今後のツイッター自己ルールを明示したうえで「辻元清美の悪業については、引き続き拡散します。」と投稿した。引用された投稿には、橋下徹元大阪市長が選挙特番の生放送で辻元清美議員に「関西生コンとの関係は?」と問い質した動画が添付されている。
辻元清美の悪業については、引き続き拡散します。 https://t.co/hE1dQzy0Ei
— 足立康史 衆議院議員 (@adachiyasushi) August 1, 2019
足立議員の新たなツイッタールールは以下、
マイルールを拡充・改訂します。
(個人)
・公人には真剣勝負
・準公人には正当防衛まで
・私人には限りなく丁寧に
(党人)
・全国での党勢拡大
・自民党に本質的チャレンジ
・当面は都構想の住民投票可決を最優先 https://t.co/0ot4773Zzj— 足立康史 衆議院議員 (@adachiyasushi) August 1, 2019
消される「辻元動画」をあえて拡散
足立議員は、橋下徹元大阪市長と作家の百田尚樹氏らによる論争で、百田氏に「まあ、本を売らないといけないのは分かりますが」などと投稿していたことが松井一郎代表からも問題視されていた。これを受けて日本維新の会は31日、足立議員を厳重注意処分とすることを会見で明かし、馬場幹事長は「罵詈雑言や非難の応酬で、度を越えている」と苦言を呈した。
処分を受けた足立議員は、前述のマイルールを設定したが、公人に対しては「真剣勝負」としており、辻元議員に対してはこれまでと変わらず批判と追及を行うようだ。足立議員が引用した「橋下 vs. 辻元」の動画に関しては、著作権侵害の申告によりツイッター上で軒並み削除されている。著作権法上は削除されても仕方ない部分があるが、野党に不利な動画が集中的に申告されているような気がする。
足立議員は歯に衣着せぬ発言が良いところではあるが、今回はかなり行き過ぎた部分もあり反省しているようだ。これからは私人とはトラブルにならないよう、公人中の公人である辻元清美国対委員長への追及に集中してもらいたいものだ。
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