自民・小野田紀美議員「質問通告をギリギリに出す酷い議員がいる。答えられないじゃないか!と言いたいがための無責任通告」
自民党の小野田紀美参院議員は27日、厚生労働省の働き方改革に取り組む若手チームが、根本匠厚労相に対して組織改革ののため緊急提言をしたニュースを引用し、国会議員ができる対応策として、国会会期中の質問通告を2日前までとし質問内容も明確にする官僚の負担軽減案をSNSに投稿した。
国会対応対策としては質問通告を2日前までに必ず出し質問を明確にする事でかなり負担は減るはず。ギリギリに「内外に対する諸情勢」とのみ出す酷い議員がまだいる。
該当委員会前日の深夜に質問通告を出されると早朝までに答弁書を作成せねばならず帰れない。また「内外に対する諸情勢・質問内容の問い合わせは不可」などと通告されると、想定されるありとあらゆる全ての答弁を作らねばなない。「答えられないじゃないか!おかしい!」と言いたいがための無責任通告。
省庁の労働環境を悪化させる無茶な通告を予防する意味でも、それぞれの議員の質問通告提出の時間と内容は、質問後でも良いから一般に公開すべきと考えます。また、地方議会と違って国会日程がなかなか決まらないのもしんどい…日程闘争をやめてある程度事前に委員会日程を立てられれば良いのですが…。
出典:小野田紀美事務所 – facebook
蓮舫さんの意地悪が過ぎる
小野田議員はどこの党とも議員とも書いていませんが、有名なところで言えば立憲民主党の蓮舫副代表だろう。委員会前日の夕方になって曖昧な質問内容を官僚に提出、質問レクは受け付けないという意地の悪いことをやっている。
以前は、桜田五輪相(当時)に正確な答弁をさせないためにやっていたが、これをやられた官僚は、オリンピック予算全般の想定問答を用意する必要があり、徹夜で答弁を用意しても翌日の委員会には間に合わない。それでいて蓮舫氏は「答えられないのか!知らないのか!」と怒鳴り散らす。
こういった悪習慣に関しては日本維新の会の足立康史衆院議員も問題視しており、足立議員は余裕をもって通告し前日であっても質問レクを携帯電話で受け付け官僚の帰宅時間を早めようと努力している。
以下は足立議員と蓮舫議員の質問通告を比較した画像だ。
蓮舫議員の質問通告
一目瞭然、蓮舫議員の質問要旨は幅が広く質問の想定がほぼ不可能、それでいて官僚からの質問は受け付けないという意地悪。パフォーマンスのために忙しい大臣を多数呼びつけているのも気になる。
小野田議員が提唱するように、質問通告は2日前までとして後日公開するしか対応策はなさそうだ。正確な答弁をするために事前に資料を用意し、手元に資料がないからと質問を回避しないように事前通告があるのだが、クイズのような質問形式が常態化してる現状はどうにかしなければならない。
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