安倍首相が重度障害者の当選を祝福→なぜか立民・塩村文夏が批判「野党議員を友人として祝福。極めて異例、違和感があった」

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安倍首相が重度障害者の当選を祝福→なぜか立民・塩村文夏が批判「野党議員を友人として祝福。極めて異例、違和感があった」

 4日に召集された第200回臨時国会の本会議で所信表明演説を行った安倍首相が、難病「筋萎縮性側索硬化症(ALS)」患者の舩後靖彦参院議員(れいわ新選組)の当選について「友人として、心よりお祝い申し上げます」と述べる場面がった。

 これに対して立憲民主党の塩村文夏参院議員は「個別の野党議員の当選を名前をあげて「友人」として祝福。極めて異例。違和感があった。」とツイッターで批判を展開した。


何が問題?議場では笑顔だった塩村議員

 安倍首相が所信表明演説で舩後議員の当選を祝福した部分は以下、

「15年前、1人のALS患者の方にお会いしました。人間どんな姿になろうとも、人生をエンジョイ出来る、全身が麻痺していても弾くことができるギターを自ら開発。演奏会にも伺いましたが、バンド活動に打ち込んでおられます。更には介護サービス事業の経営にも携わる。その多彩な活動ぶりを長年、目の当たりにしてきました。令和になって初めての国政選挙での舩後靖彦さんの当選を友人として、心よりお祝い申し上げます。」

 どの部分に違和感を覚えたのだろうか?令和初の国政選挙で重度障害者の国会議員が誕生し、議会としても様々な対応が始まり大きな進歩を見せている。塩村議員は「野党議員だから敵」という認識で批判しているのだろうか?

 塩村議員のSNS投稿の真意が読めないが、議場から拍手が沸き起こった際に塩村議員(前列の白スーツ)は拍手はしていないものの議席最上段端の舩後議員のほうを振り返って笑顔を見せている。

 議場の場では周囲に合わせておいて、後からSNSで違う態度を示しているのか。
 いずれにしても、安倍首相が舩後議員の当選を祝福したことに「違和感」とツイートしているのは事実で、塩村議員の見識が疑われる。世間一般的な考え方からすれば、塩村議員のツイートが「極めて異例で違和感」を覚えるものだろう。

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【運営・執筆】竹本てつじ【転載について

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