【山梨女児不明】テレ朝カメラマンが沢に転落→救助のため機動隊の捜索活動が一時中断する騒ぎに

2019年10月6日マスコミ・報道

　山梨県道志村のキャンプ場で、千葉県成田市の小学一年生女児が行方不明になってから５日で２週間となった。山梨県警による懸命な捜索が続くなか、５日午前８時半ごろ取材中のテレビ朝日カメラマンが足を踏み外し沢に転落するという事故が起こった。
　捜索にあたっていた県警機動隊がカメラマンの救助を行い病院に搬送されたが、鎖骨を折るなどの重傷だったという。テレビ朝日広報部は「捜索活動を一時中断させることになり、おわび申しあげる」としている。
出典：ＴＶカメラマン、沢に転落し重傷…女児不明２週間 : 読売新聞オンライン

　迷惑だ。ワイドショー素材を撮るためだろうが、これにより捜索を遅らせた罪は重い。

現場を混乱させるテレビカメラ

　現場付近では捜索ボランティアが転落し連絡が取れなくなったり、クマに遭遇して怪我をするなどのトラブルが相次いでいる。これらの事例はあくまで「捜索」の過程で起こった事故であるが、テレビカメラのように捜索の邪魔にしかならない存在が、沢に転落をして機動隊の捜索を中断させるというのは意味合いが異なる。

　昨年９月の北海道胆振東部地震では、液状化した道路で動けなくなった車に近づいたアナウンサーが身動き取れなくなり６時間かけて消防に救出されるという騒ぎを起こしている。
　京都アニメーションでの放火殺人事件では周辺地域にマスコミが殺到し、亡くなられた従業員や関係者の遺族を探し回り無断で葬儀を直撃するなど非常識極まりない行動をしている。他の事件事故現場でもワイドショーの素材を集めるために傍若無人の限りを尽くしている。

　人の不幸は蜜の味。これがマスコミだ。

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