森ゆうこが記事削除を要請?第三者介し「大変なことになる」→音喜多駿「削除しない、理事会で時間通りと確認されたいう主張もごまかしだった」
国民民主党の森ゆうこ参院議員が、自身の質問通告問題に関するブログを削除するよう求めていたことが判明した。日本維新の会の音喜多駿参院議員によると、第三者を介し削除を求められ拒否したが「残しておくと大変なことになる」と警告されたという。
参考:森ゆうこ議員からブログの削除要請がありましたが、削除しません。 | 音喜多駿 公式サイト
音喜多氏の記事は、同党の足立康史議員が委員会で確認した内容をまとめたもので、名誉棄損や非公開の秘密が掲載されているわけではない。
削除要請のあった記事→ビジネス野党の体たらく。森ゆうこ議員の質疑通告も、やっぱり夜22時だったことが正式に確定 | 音喜多駿 公式サイト
森ゆうこ議員はこの問題に関し「改めて予算委員会理事会として、森ゆうこの質問通告(質問要旨提出も含む)が、約束の17時より前に行われていたことが、確認されました。」とツイートしているが、これも音喜多氏が委員部に確認したところ「質問要旨は午後10時で変わりない」という回答を得ている。
理事会を保身に利用か?
議員同士とは言え、初当選から半年も経たない新人議員へのパワハラまがいの行為だ。森氏は自身に対する批判をごまかすために以下のようなツイートをしているが、これもでたらめだと判明している。
また、改めて予算委員会理事会として、
森ゆうこの質問通告(質問要旨提出も含む)が、約束の17時より前に行われていたことが、確認されました。 https://t.co/OhPPm4HUIg— 森ゆうこ (@moriyukogarden) November 13, 2019
足立康史議員によると、森氏は質疑通告だけで質問要旨を提出していなかったが、本来は質疑通告と質問要旨はセットで提出するものであることから「出していたことにしよう」という与党理事との申し合わせだったという。
これは間違い。こうした虚偽を許すような曖昧な発言をするのが自民党国対の悪い癖です。本日の参院予算委の自民理事が発言したのは、質問要旨を含まない「質疑通告」といわゆる「質問通告」とを分けて議論したことはないので、「阿吽の呼吸」で質問要旨も出ていたことにしようという提案。酷い茶番劇。 https://t.co/v0wQ6VoqOw
— 足立康史 衆議院議員 (@adachiyasushi) November 13, 2019
音喜多氏も同様に委員部に確認、やはり足立氏の引き出した答弁と変わりはなかったという。
本件、参院予算委員会の委員部(担当部署)に確認しました。担当部署の認識は政府答弁と変更なし=時間内に通告されたのは、内容を含まない参院予算委フォーマットの「質疑通告」のみ。森ゆうこ議員と、その場に居合せた議員たちの感覚・認識だけで事実を変えることはできません。話にならない。
— 音喜多 駿(参議院議員 / 東京都選出) (@otokita) 2019年11月14日
森氏は保身のために理事会を言いくるめているのだ。しかも確認したのは理事会ではなく理事懇談会であり、何も記録が残らない非公式なものだ。それを「理事会」と言えば素人は正式な会議と勘違いするとでも思っていたのだろう。すでに維新では森氏への懲罰を求める動きがあるが、与党も森氏と取引のようなことはせず懲罰動議に賛同するべきだ。
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