竹田恒泰講演会へのテロ予告を祝福した共産党・柴野あすか市議 削除→謝罪も前川喜平の講演会を固定ツイートにしたままで再炎上

政治・社会

竹田恒泰講演会へのテロ予告を祝福した共産党・柴野あすか市議 削除→謝罪も前川喜平の講演会を固定ツイートにしたままで再炎上

 作家の竹田恒泰氏の講演会が「ガソリンをまく」などの脅迫を受け中止になったことに対し、日本共産党の柴野あすか市議(三鷹市)が「よかった」などとツイートした問題。
 柴野市議は問題のツイートを削除したが批判が止まず、13日夜になって謝罪の投稿を行った。だが、削除から謝罪までの時間が長かったことに加え、元文科事務次官の前川喜平氏の講演会を宣伝する投稿が固定になったままであったことで更なる批判を招く結果となっている。


炎上で講演会を宣伝?

 政治的な思想が違うからと言って他人の講演会がテロ予告で中止なったことを「よかった」と表現して批判されているのに、自身が関わる前川喜平氏の講演会を宣伝し続ける根性はなかなかのものだ。今回の炎上が逆に前川喜平講演会の宣伝になってしまっている。

 柴野市議は4月の統一地方選で初当選しているが、昨年の西日本豪雨災害で「安倍首相が来るから避難所にクーラーが設置されたと倉敷の友人から聞いた」とデマを流した人物だ。このデマに当時の世耕経産大臣が直接ツイッターで抗議したが、このときは「大臣が一般人を炎上させた」と逆に世耕大臣が責められていたが、バリバリの共産党活動家だったことは伏せていたようだ。
参考:検証!災害デマ拡散「安倍首相が来るから被害の少ない地域の避難所に風呂とクーラーが設置された」

 今回の件で前川喜平講演会を中止にする必要はないが、謝罪文を見に行ったら別の講演会の宣伝がトップに固定されているというのはデリカシーにかける。結局は竹田氏の講演会はダメで前川氏の講演会は正義という表現の自由に反するダブルスタンダードにしか見えない。

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【運営・執筆】竹本てつじ【転載について

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