原口一博「日本人が大切にしているものを燃すことが表現の自由、芸術の名の下に許されていいのか?」百田氏の公演中止にも言及
国民民主党の原口一博国対委員長は5日、あいちトリエンナーレでの「表現の不自由展・その後」で昭和天皇の御真影が燃やされる展示について「日本人が大切にしているものを燃すことが何を意味するのか。表現の自由、芸術の名の下に許されていいのか?」とツイートした。
聖書やコーランを火にくべることが何を意味するのか。日本人が大切にしているものを燃すことが何を意味するのか。表現の自由、芸術の名の下に許されていいのか?表現の自由といえども人々の心を傷つけることまで容認されていいのか?私は許されていいとは思いません。抗議の声をあげるのは当然です。
聖書やコーランを火にくべることが何を意味するのか。日本人が大切にしているものを燃すことが何を意味するのか。表現の自由、芸術の名の下に許されていいのか?表現の自由といえども人々の心を傷つけることまで容認されていいのか?私は許されていいとは思いません。抗議の声をあげるのは当然です。
— 原口 一博 (@kharaguchi) August 4, 2019
この投稿には多くの賛同コメントが寄せられているが、一部の左派からは批判も浴びている。
私がテロの片棒を担いでいるというツィートがありました。恥を知れとも。
私は真っ先に「恐怖によって気に入らない相手を黙らせようとするのはテロそのもの。日本をも貶めます。徹底捜査を。」と述べています。
立法者として容認できないものなのでここに反証をあげておきます。 pic.twitter.com/7B3blxs63s— 原口 一博 (@kharaguchi) August 5, 2019
「第一条
天皇は、日本国の象徴であり日本国民統合の象徴であつて、この地位は、主権の存する日本国民の総意に基く。」「いち人間である天皇」とありますがそんなことを言っていません。
憲法第一条の条文を読むと「日本国民統合の象徴としての天皇」と書いてあります。 https://t.co/K8bFhYO8Tp— 原口 一博 (@kharaguchi) August 5, 2019
百田氏講演潰しへの指摘も引用
原口議員は6日、弁護士ドットコムに掲載された京都大学大学院法学研究科の曽我部真裕教授のコメントを引用するツイートを行っている。
「百田尚樹氏の講演会中止や、ヘイト発言で知られる保守活動家の川崎の市民会館での講演会中止など、リベラル派の市民も似たようなことをしてきた点に注意すべきです。お互い同じようなことをして、「表現の自由」の幅を狭めていることには、反省が必要ではないでしょうか。」自由の幅を狭めない!
「百田尚樹氏の講演会中止や、ヘイト発言で知られる保守活動家の川崎の市民会館での講演会中止など、リベラル派の市民も似たようなことをしてきた点に注意すべきです。お互い同じようなことをして、「表現の自由」の幅を狭めていることには、反省が必要ではないでしょうか。」自由の幅を狭めない! https://t.co/lIYDV01Jhy
— 原口 一博 (@kharaguchi) August 6, 2019
案の定、このツイートの「」内が曽我部教授ではなく原口議員の発言と誤解され絡まれる。
よくお読みください。
これは曽我部先生の文章からの引用です。私の部分は「自由の幅を狭めない。」だけ。
こういう人物だから講演を中止させて当然と誰が判断するのですか?政治家はそれを判断して良いのですか?
私は慎重であるべきと思います。保守、リベラル…どちらにも阿る理由はありません。 https://t.co/a6EHSIQnGi
— 原口 一博 (@kharaguchi) August 7, 2019
国民民主党は、民進党左派の立憲民主党と分派したのだから、原口先生はこの路線で良いのでは?左に支持層を伸ばそうにも、少しでも意見が異なるとこうやって「裏切者!許さない!」が始まるわけで・・・
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