京アニ放火殺人模倣か?日本会議北海道に殺害予告「焼却処分にする」アイヌ問題で講演の小野寺まさる氏ら名指し

政治・社会

京アニ放火殺人模倣か?日本会議北海道に殺害予告「焼却処分にする」アイヌ問題で講演の小野寺まさる氏ら名指し

 日本会議北海道本部が主催する講演会の事務局に、殺害予告と思われるFAXが届いていることを講師を務める小野寺まさる氏がツイッターで明かした。

 小野寺氏が公開したFAXには「日本のナチス=日本破壊会議は焼却処分するしかない。的場(殺人医師)・小野寺なるテロリストも同様。20世紀の遺物、売国右翼の洗脳工作は大失敗。おまえたちの正体は誰でも知っている」と書かれている。焼却処分という文言があり、京都アニメーションでの放火殺人事件を模倣したような内容だ。

北海道新聞などが講演会を批判

 殺害予告を受けた講演会は「あなたもなれる? みんなで“アイヌ”になろう?」と題され、21日に札幌市の白石区民センターで予定されている。講師には医療法人理事長で医師の的場光昭氏と、元北海道議でチャンネル桜北海道キャスターの小野寺まさる氏が招かれている。
 講演会に対しては「アイヌへの差別」として区民センター使用を中止するよう求める抗議があり、市民団体が反対署名を集め札幌市に提出している。これを北海道新聞では反対派の言い分に偏った取り上げ方をしており、反対運動を煽っているようにしか見えない。

 さらに毎日新聞もこれに追随する記事を書いている。

 あいちトリエンナーレでの少女像展示や昭和天皇の絵を焼く演出では表現の自由を訴えたマスコミが、いざ保守系の言論となると反対の立場をとるダブルスタンダード。今回の日本会議北海道本部と講師に対する殺害予告も「言論封殺許されぬ」との見出しでお願いしたいものだが、どうせ毎日新聞も朝日新聞も取り扱わないだろう。扱ったとしても「ヘイトスピーチに抗議?脅迫?」みたいな中途半端なものしか期待できない。

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【運営・執筆】竹本てつじ【転載について

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