朝日新聞の見出しに批判殺到「多国籍ジャパン 先発8人が外国出身」ラグビー日本代表外国出身選手を揶揄
20日に東京で開幕したラグビーワールドカップ。日本はロシアを30-10で下し初戦を飾ったが、朝日新聞デジタルではこれを「多国籍ジャパンが初陣飾る W杯先発8人が外国出身」と報じた。
「多国籍ジャパン」が初陣飾る W杯先発8人が外国出身 https://t.co/i1Cu529jgV
— 朝日新聞スポーツ (@asahi_sports) September 20, 2019
この「多国籍ジャパン」というタイトルの付け方に、SNSユーザーからは「偏見ではないのか」「日本が勝ったことに水を差す」など、批判の声が上がっている。
悪意はないが朝日基準では「差別」
代表選手の半数近くが海外出身者であることはすでに報じられているが、これは英国人が植民地支配する国でも代表になれるように国籍より居住地を優先するルールとなったことなどが始まりだ。(注:宣教師など、ほかの理由で渡航した英国人も代表にした)
このことは朝日新聞デジタルの記事でも触れられているが、わざわざ「多国籍ジャパン」などと国籍を強調したタイトルを付ける意味があるのだろうか?
朝日新聞では国籍を強調することを「差別」として扱っている。ラグビー日本代表に海外出身者が増え話題になった際にも大相撲の「日本出身横綱」という形容や、テニスの大坂なおみ選手に日本語で答えるよう会見で迫ることを批判している。
「多国籍ジャパン」というタイトルを付けた朝日新聞の能田英二記者は16日にも「多国籍ラグビー代表」というタイトルで記事を書いている。
記事の内容は海外出身者が多く参加するラグビー日本代表を好意的に紹介しており、今年3月に書いた記事でも同様に好意的だ。
海外出身者の代表参加に理解のあるスポーツ部記者がなぜ「多国籍ジャパン」などというセンスのないタイトルを付けたのか。日本代表が多国籍であることをむしろ誇りに思う気持ちがあったのかもしれないが、あまりにもセンスがない。
この記者の過去の記事を読めば悪意がなかったことは明白であるが朝日新聞の基準では「差別」であり、これが保守系の言論人やメディアから発せられたら猛バッシングをしただろう。こういったところが朝日新聞の「ダブルスタンダード」であり、いつものパターンでもある。
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