【動画】武田大臣がマジ切れ!国民・篠原孝「被災地の大臣視察に自分も呼べ、私の選挙区だ!狂ってると思う」今井絵理子も震える
国民民主党の篠原孝衆院議員が21日の災害対策特別委員会で、武田良太国家公安委員会委員長(内閣府匿名大臣防災担当)が被災地の長野を視察したことに対して、自身の選挙区であるのに同行できず有権者から怒られたとし「どっかで狂ってると思う」と発言する場面があった。
これに対し武田大臣は「どの先生も招待してない。皆さんメディアの報道を見て現地に来ている。それで狂ってるっていうのは違うんじゃないかな」と強い不快感を示した。
後ろで聞いていた今井絵理子政務官は驚いたような表情で大臣を凝視し、2回目の答弁の後には怯えたような表情となっていた。(余裕の平将明議員にも注目)
大臣は政府の仕事として視察に行っているのであって、与野党問わず誘うわけがない。ましてや被災地で選挙目的のパフォーマンスを目論むような議員が呼ばれるわけがない。
被災地視察を選挙に利用する野党
篠原氏の不満は被災地の視察を「有権者へのアピール」と考えているようにしか聞こえない。これで「狂ってる」と大臣を詰めるのは筋違いであり、狂ってるのはどっちなのかと疑いたくなる。
視察の当日は大臣がメディアに予定を公表したことを受け、各議員が独自の判断で現地入りしており、大臣は現着するまで誰がいるかは知らなかったと説明している。自分が有権者に怒られたからと言って、大臣を責める姿は悪い政治家の見本のようだ。
政府視察と委員会視察の違い
そもそも篠原氏が勘違いしているのは、武田大臣は政府の視察として現地入りしている。篠原氏が言っている「国土交通大臣のときは同行した」というのは、国会の委員会を通じて呼びかけたもので、これは国会活動のひとつである委員会視察だ。政府の仕事は党とは関係ないので与党議員も呼ばれてはいないのだ。篠原氏が当選6回で政府活動と委員会活動の違いを理解していないのも問題だが、有権者に怒られ票が減ると思ったのか公開の場で大臣のせいにしているのはさらに問題だ。自分が有権者に政府視察と委員会視察の違いを説明すれば済む話だ。
結局は野党の視察などパフォーマンスに過ぎないのだ。篠原氏の質疑で用意した資料もメディアの報道やネットの反応ばかりで、自分が目立たなかったことに不満を述べているようにしか見えない。
関連:日本共産党の闇 災害募金「被災地に届ける」→本当は「被災地(の共産党県委員会)に届ける」だった!
関連:共産党議員「ケチ臭いこと言わずに1000億円くらい出せ」台風19号被災地への寄付と支援を発表した企業に暴言