検閲か?菅直人さんが映画「Fukushima 50」を事前に見せるよう要求して断られる→予告編では総理役が怒鳴り散らすシーン
政治・社会
福島第一原発事故に対応するため敷地内に残った作業員50人の姿を描いた映画「Fukushima 50」が3月6日に公開される。この映画に関し、当時の総理大臣であった菅直人衆院議員が事前に映画を見せて欲しいと要求し、制作した株式会社KADOKAWAに断られていたことが本人のツイッターで判明した。
見せてほしいと角川に申し入れましたが、まだ実現していません。 https://t.co/okHodpMT7u
— 菅直人 衆議院議員 (@NaotoKan) February 10, 2020
映画の予告編では、内閣総理大臣役の佐野史郎さんが現場で怒鳴り散らすシーンが見られる。
現職議員による事前チェックは検閲
どういうつもりで事前に見せるよう求めたのかは不明だが、元総理大臣で現職衆議院議員からの要求を断ったKADOKAWAの対応が正しい。これは検閲にもなりかねない行為であり、映画制作に携わる者たちを委縮させる恐れがある。
原発事故を描いた映画では「太陽の蓋」が2016年に公開されているが、今回の「Fukushima 50」と間違いなく比較されるだろう。太陽の蓋は民主党のプロパガンダ映画との批判が多く、総理大臣・菅直人役に三田村邦彦さんが起用され色々と美化されている。予告編を比較するだけで、菅直人像の描かれ方が正反対であることがわかる。
また、菅直人議員が恐れているのは、この映画の原作者である門田隆将氏が保守論客としても活躍する人物で、少なくとも元・民主党の議員らに一切の忖度をしないところだろう。
原作:死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発 (角川文庫) | 門田 隆将
こういう検閲をする菅直人が総理だったことは悪夢でしかない。
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