岩田健太郎さん「橋本岳という方が存在することも今朝初めて知りました」→2月7日に橋下岳副大臣のブログを引用
新型コロナウイルスの集団感染が確認され、横浜港に着岸中だったダイヤモンドプリンセス号に乗船した神戸大学教授の岩田健太郎氏と、橋本岳厚生労働副大臣の見解の相違が話題となっている。
岩田教授の乗船について橋本副大臣が「私の預かり知らぬところで立ち入られた」「お見掛けした際に私からご挨拶をし、ご用向きを伺ったものの明確なご返事がなく、よって丁寧に船舶からご退去をいただきました。」とツイッターに投稿したところ、岩田教授は「橋本岳さんにはお目にかかっていません。」「橋本岳さんという方が存在することも今朝初めて知りました」と自身のツイッターに投稿し橋本副大臣の投稿を真っ向から否定したのだ。
お見掛けした際に私からご挨拶をし、ご用向きを伺ったものの明確なご返事がなく、よって丁寧に船舶からご退去をいただきました。多少表情は冷たかったかもしれません。専門家ともあろう方が、そのようなルートで検疫中の船舶に侵入されるというのは、正直驚きを禁じ得ません。
— はしもとがく(橋本岳) (@ga9_h) February 19, 2020
橋本岳さんという方が存在することも今朝初めて知りました、まじで。業界に疎くてすみません。
— 岩田健太郎 K Iwata (@georgebest1969) February 19, 2020
橋本副大臣のブログを評価していた
双方の言い分が真っ向対立したことでネットでは「どちらが本当のことなのか?」とザワついた。しかし、岩田教授が2月7日に橋本岳副大臣のブログを引用し「概ね妥当なよいまとめ」と評価するツイッター投稿をしていたことが判明し、さらにネットをザワつかせている。
橋本岳氏。水際作戦の意義など若干異議はあるが、概ね妥当なよいまとめ。 新型コロナウイルス感染症の現状と見通しについて(2/6晩現在) https://t.co/3LBHJ2LkME
— 岩田健太郎 K Iwata (@georgebest1969) February 7, 2020
おそらく橋本岳副大臣を知らないと投稿したのは皮肉なのだろう。その前の「橋本岳さんにはお目にかかっていません」という言い回しからして存在の認識はあったものと思われる。だが、認識があったとしても「会っていない」と断言していることから、双方の言い分が対立していることには変わりはない。
岩田教授の行動に関して高く評価する声が多いが、その一方で乗船までのプロセスを疑問視する声もある。これからも議論の的になりそうだ。
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