立憲民主くんがデマ「布マスクの発注先は山口のメーカー」→「安倍友優遇」名指しされた業者への批判がネットで拡散
安倍総理が全世帯に布マスク2枚を配布する方針を表明したことを受け、山口県内の被服メーカーへ「安倍友優遇か」などの批判がネットで拡散され苦情の電話もあったという。この企業は受注しておらず困惑しているという。
参考:防府のマスク製造会社、デマに困惑 全世帯2枚配布→ネット「安倍友優遇」 | 中国新聞
立憲民主党の非公式キャラクター「立憲民主くん」がメーカーを名指しして安倍総理に関連する企業への優遇であるかのようなツイートを行ったことが発端と思われるが、完全なフェイクツイートで引用された記事も3月24日配信の別のものだった。
https://twitter.com/rikken_minshu/status/1245392050515656705
デマに火をつけた立憲民主くん
立憲民主くんが引用した記事は、政府のマスク配布とは関係なく山口県知事が県内の幼稚園などに配布するために防府市の「中村被服」に依頼したという内容だ。記事のタイトルも内容も政府配布と混同するようなものではなく、日付けも1週間以上も古いものであることから、意図的に「総理の関係企業に発注」と誤認させる目的が疑われる。
このフェイクツイートが拡散されてから、SNSを中心に「安倍友企業だった」などとデマが一気に拡散している。立憲民主くんが拡散する前にも複数人が同様のデマを流しているが、ほとんどのツイートが反応ゼロで、反応があったといえるのは以下のツイートくらいだ。
https://twitter.com/yoshimoto_miori/status/1245363537360203776
この2時間後に立憲民主くんがツイートしたことで爆発的に拡散している。それ以前から中村被服のホームページがアクセスしにくい状況になるなど、誤解は広まっていたようだが立憲民主くんのツイートが決定打になったのは間違いない。
アカウントは党内の人間では言われているが、過去に細野豪志氏とトラブルになった際に立憲関係者が「アンコントロールな部外者」と答えているだけで真偽は不明だ。立憲民主党が拒否している節もなく親和性は高い。
トラブルが起きたときだけ「関係ありません」が通用するのか?
※ネットでの批判に困惑しているとのことで、タイトルと文中表現を一部変更しました
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