速報!野党議員が1万円札のスキャンデータ(透かし有)をネットにアップロードする事案発生→ダウンロード可能状態

政治・社会

 国民民主党の古川元久衆院議員が17日、自身のフェイスブックに1万円札の詳細なスキャンデータをアップロードしていることがわかった。この行為自体が違法となるわけではないが、スキャンデータは容易にダウンロード可能で、透かしも入っており悪用される可能性がある。
※当サイトで「見本」「赤斜線」を追加


印刷すると通貨及証券模造取締法に抵触

 財務省のホームページでは紙幣の画像データについて以下のような見解を示している。

日本銀行券(紙幣)や貨幣(硬貨)と紛らわしい外観を有するものの製造又は販売は「通貨及証券模造取締法」により禁止されており、抵触する場合は、事後において警察当局の取締りの対象となります。

日本銀行券や貨幣をデザイン化したものや、その一部又は全部を商品や印刷物などに使用する場合も同法に抵触する可能性があります。これらは、図柄の模擬の程度、大きさ、材質、「見本」の文字、斜線の有無などから総合的に判断されることになります。

また、デジタルカメラ等で撮影したこれらの画像データをホームページやブログに掲載した場合については、その行為自体は「通貨及証券模造取締法」の取締りの対象とはなりませんが、掲載した写真が印刷された場合には、同法に抵触する可能性がありますので、十分ご注意下さい。
出典:紙幣や硬貨の写真やイラストを印刷物に使ってもいいですか : 財務省

 データをアップロードすること自体は違法ではないが、これを印刷したりすると「通貨模造(偽札)」として違法行為になるようだ。

 日本の紙幣は財務省が所管する独立行政法人国立印刷局で印刷されているが、大蔵省(現財務省)出身の古川氏が紙幣のスキャンデータをSNSにアップロードするのは軽率だ。ネット上に公開する場合は印刷されることを想定して「見本」の文字を入れ赤い斜線を入れるのが通常で、古川氏がそれを知らなかったとは思えない。

 ちょっとコレ、ヤバいことになるんじゃないでしょうか?

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【運営・執筆】竹本てつじ【転載について

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