無責任野党の嘘がまたバレる!野党「森大臣呼べ!審議拒否だ!」→足立康史議員「副大臣や政務官に通告せず、呼ばなかったのは野党なのに」
11日の衆議院内閣委員会で検察庁法改正案の質疑を行った際に、質疑に応じた武田国家公務員担当大臣の答弁が不十分だとして退席。野党共同会派と共産党の審議拒否により散会となっていた。野党は森法務大臣の出席を求めていたという。
残余の質疑は15日に森法務大臣出席のもと行われたが、維新の足立康史議員が「維新以外の野党は検察庁法について本当は知りたくない」と発言し、その理由として野党共同会派と共産党が法務副大臣、政務官を政府参考人として呼ばなかった結果として武田大臣が代わりに質疑に立っていたことを明かした。野党席からは「失礼だ!いい加減しろ!」との怒号が飛んだ。
パフォーマンス優先の野党
維新以外の野党は故意に武田大臣に所管外の質問に答えさせ「不十分だ」と騒いで委員会を退席していたのだ。本来、大臣は所管外の委員会に出席することはほとんどなく、副大臣や大臣政務官が答弁するのが慣例だ。それを知りながら森大臣の出席を求めるパフォーマンスだけ行って、副大臣や政務官の参考人登録を認めないという小細工を行っていたのだ。最初から武田大臣が答弁に窮することがわかっていて、テレビニュース向けの素材を撮らせる作戦だったのだ。
15日の内閣委員会で検察庁法改正案が強行採決されるという憶測が飛び交っていたが、最終的に野党から武田大臣への不信任決議案が提出され、これが先議案件となるため本会議での不信任決議案の採決が行われるまで検察庁法の採決は先延ばしされる。森大臣を呼べというから出席したのに、武田大臣の答弁が不十分で誠実に答えていないという理由で不信任決議案を提出するというデタラメなやり方だ。
この不信任決議案提出について15日午後の記者会見で問われた菅義偉官房長官は「武田大臣?」と記者に聞き返すほど驚いていた。所管大臣の森大臣ではなく武田大臣の不信任案を提出するのは筋が通らないからだ。
採決を引き延ばしたところで来週には強行採決されるのは野党もわかっている。それにもかかわらず支持者向けに"やってる感"をアピールするために時間とお金を無駄にしているのだ。新型コロナ対策が優先される時期だからこそ、無駄な抵抗はやめて次の課題に取り組むべきではないだろうか。
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