国民・玉木代表、議員宿舎前のマスコミに「事前に逮捕情報がリークされる、今のままでいいのか。検察改革が必要だ」

マスコミ・報道

 国民民主党の玉木雄一郎代表は18日、公職選挙法違反の買収容疑での逮捕が報じられた河井克行前法相と妻の河井案里参院議員の姿をカメラに収めようと、議員宿舎前に大挙したマスコミについて「事前に逮捕情報がリークされるやり方、今のままでいいのか」と検索改革の必要性を訴えた。

朝から議員宿舎の前には多くの報道陣。河井夫妻が今日にも逮捕されるとの見込み。検察には不正に対して厳正に対処してほしいが、事前に逮捕情報がリークされるやり方も今のままでいいのか。いろんな意味で検察改革が必要だと思う。

守秘義務違反であり違法行為

 検察・警察とマスコミの関係については記者と黒川検事長の賭け麻雀問題より以前から問題視されており、芸能人の逮捕の際には出頭要請や移送の時間と場所を事前に伝えてテレビで生中継させるなど、内部情報の漏洩を堂々と行っている。

 今回の河井夫妻の事件でも捜査状況を故意にリークしたり、容疑者でもない任意の事情聴取に応じた人物の情報を漏らすなどやりたい放題だ。そもそも職務上知りえた情報には守秘義務があり、捜査情報を外部に漏らすことは違法行為である。

 玉木代表が指摘するように、こういった状況は好ましいとではなく検察改革が必要だ。野党の論理で行けば、検察・警察しか知りようのない情報が漏れた疑いがあるのなら徹底的に追求するのが筋だ。

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【運営・執筆】竹本てつじ【転載について

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