ハリス駐韓米大使、朝鮮総督を想起するとして物議を醸した口ひげをそり落とす→ヒゲの隊長「似合っていたし、続けて欲しかった」
韓国駐在のハリー・ハリス米大使がトレードマークでもあった口ひげを剃ったことを大使館の公式ツイッターで報告した。マスクをした際にとても暑いというのが理由のようだ。
With help from his Senior Advisor @sykimsy, @USAmbROK Harris visited a classic local barbershop to become a little "cooler" during the hot summer months. Curious about how it went? Watch the video to find out more. pic.twitter.com/cpabketRfd
— 주한미국대사관 U.S. Embassy Seoul (@USEmbassySeoul) July 25, 2020
このニュースに対して同じくヒゲがトレードマークの「ヒゲの隊長」こと佐藤正久参院議員は「正直、佐藤としては少し残念、コロナが収束したら再度ヒゲを生やしてくれないかな。最終的には、ハリス大使の自由ですが。似合っていたし、続けて欲しかった方は、佐藤だけではないと思う。」とツイッターに投稿している。
【正直、佐藤としては少し残念、コロナが収束したら再度ヒゲを生やしてくれないかな→駐韓米大使、口ひげそり落とす 朝鮮総督を想起とかつて物議に】
最終的には、ハリス大使の自由ですが。
似合っていたし、続けて欲しかった方は、佐藤だけではないと思う。 https://t.co/9bWo87d5ug— 佐藤正久 (@SatoMasahisa) July 27, 2020
ヒゲが朝鮮総督を想起すると物議
ハリス大使のヒゲは2018年の着任時、かつての朝鮮総督を想起するとして韓国国内で物議を醸していた。また、韓国人から見てハリス大使が昭和天皇や東条英機に似ていることも批判された。
こういった批判にハリス大使は「日韓に歴史的な対立が存在するのは理解しているが、私がたまたま日系人だからといって、そうした歴史を私に重ね合わせるのは間違いだ」と反論し、その際にはヒゲを剃ることは無かった。
参考:韓国で日系のハリス駐韓米大使のひげに批判 日本統治時代の「朝鮮総督を連想させる」- 産経ニュース
ハリー大使は日本生まれで母親が日本人、これが韓国では好意的に受け入れられなかった理由なら悲しい話だ。日本人の血を引くことで「見た目が朝鮮総督に似ている」と批判することは、通常考えてヘイトスピーチだろう。
今回はソウルの夏が熱すぎるという理由であったが、マスクをするかヒゲを剃るかの選択だったということで、新型コロナが収束してマスクの必要がなくなればまたヒゲを生やして欲しい。
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