朝日新聞記者「安倍首相が記者会見で一言も触れなかった福島県双葉町の今日の姿です」ドヤァ!→会見では東北の復興について語っていましたが?

政治・社会

 朝日新聞の三浦英之記者は28日、辞意を表明した安倍総理の会見について「これが安倍首相が最後の記者会見で一言も触れなかった、福島県双葉町の今日の姿です」というコメントともに倒壊したままの双葉町のクリーニング店の写真をツイッターに掲載した。

 三浦記者は「土地の名を語ることが無かった」と2回目のツイートでトーンダウンしているが、会見で安倍総理は「東北の復興」と発言している。

会見で東北の復興に言及していた

 この朝日新聞記者は何を聞いていたのだろうか。安倍総理は当日の記者会見で「東北の復興なくして日本の再生なし、東北の復興に全力を挙げるということで取り組んでまいりました」と東日本大震災からの復興について語っている。

 ようするに三浦記者は安倍総理が東北の復興について語っているのをボーっと聞き逃して、自分勝手な思い込みで「一言も触れなかった」と事実に反するツイートをしていたのだ。

 政権批判に福島を利用しようとした悪意を感じるツイートであるが、東日本大震災では原発事故以外にも被災した土地は広範に渡り、これを「東北の復興」と表現するのが何が問題なのか。

 だいたい、震災当時の総理だった菅直人が、自らの失策を反省もせず原発対応する自分を美化する映画の上映会を恥ずかしげもなく繰り返していることを批判しないで、後を引き継いだ安倍総理の文句を言うのはおかしな話だ。

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【運営・執筆】竹本てつじ【転載について

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