報道検証!毎日新聞が掲載した官房長官の記者挑発写真→日本学術会議とは関係のない別シーン、一瞬の動作を切り取り

政治・社会

 毎日新聞が12日に報じた官房長官の写真が話題となっている。記事の内容からして、日本学術会議に関する質問をする記者に、加藤勝信官房長官が笑みを浮かべて挑発しているような写真だ。


 毎日新聞の悪意を感じる写真チョイスであるが、当サイトで検証した結果、該当する質問中に長官がこのような動作をした場面は見当たらなかった。また、問題の写真は挑発でも何でもない別のシーンから不意の動作を切り取ったものであることも判明した。

動画で検証した結果→悪質な切り取り

 当サイトでは12日午前の官房長官会見を動画検証してみた。

 
 問題のシーンは日本学術会議に関する記者の質問に対してではなく、他の記者が新型コロナウイルス対策に関する質問を行った際に、官房長官が質問の一部を聞き取れなかったことで「ごめんなさい、何をいつ頃ですか?」「最後のところだけ(聞こえなかった)」と確認を求めた場面であった。

 毎日新聞の報道ではあたかも加藤官房長官が、日本学術会議の任命問題に不誠実な態度を取っているかのような印象を受けるが、そのような場面は見当たらず、記者に対して穏やかに対応する別の一場面を切り取った悪質な印象操作と断定せざるを得ない結果だ。

 毎日新聞ではこの他の記事でも誤解を招くような官房長官の一瞬の表情を切り取ったものを使用している。政権に批判的なスタンスで報道する毎日新聞の性質から、ある程度は仕方がないチョイスであるともいえるが、今回は質疑の様子と全く関係のないものであり、捏造に近いものがある。

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【運営・執筆】竹本てつじ【転載について

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