社民党の立憲合流組が注文「立憲の党員資格が日本国籍に限られるのは変えるべき」「党大会で日の丸が置かれていた」

政治・社会

 社民党から立憲民主党への合流を14日の党大会で容認された吉田忠智幹事長は、立憲民主党の党員資格が日本国籍に限られていることについて「私は変えるべきだと思っている。立民のこうした課題、変えるべきところを、合流を志す人たちはしっかり変える努力をする必要がある」と述べた。
 また、愛知県連の代議員から「9月15日の立憲民主党の結党大会のときには、舞台に日の丸が置かれていた。社民党の場合は、ご覧の通り日の丸はない」との発言があったことに対しては「立憲民主党結党大会で日の丸が掲げられたことについて、私が何か申し上げることはない」と答えた。
参考:日本人に限定の立民の党員資格「変えるべきだ」 社民・吉田幹事長  – 産経ニュース

政権交代と日本国籍

 立憲民主党に合流する議員にとっては、どれだけ多く党員を引き連れていくことができるかがポイントになっている。党員の中から合流に反対する声が多い一方で、県連組織としての合流を望むものも少なくない。しかし、立憲民主党の党員資格が「日本国籍」に限定されていることで、正式な党員として参加できないものが出てくることが懸念されているのだろう。
 とは言え、政権交代を掲げる党にとって政権を担った場合の党首(代表)選が事実上の総理選出となるため、どうしても党員資格を日本国籍に限定することになる。

 党員資格を日本国籍に限定することに同じく、日本国旗の掲揚についても政権を取るにあたって国旗を否定するわけにはいかないだろう。立憲民主党としては社民党の全国組織を獲得したいのだろうが、その引き換えに日本国籍を有せず国旗を否定する勢力を抱き込むことになれば、悪夢の民主党政権と同じ轍を踏むだろう。

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【運営・執筆】竹本てつじ【転載について

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