大阪市財政局、毎日新聞と共有した原稿を廃棄隠蔽「共作したと受け止められてしまう」→吉村知事「毎日新聞!出番ですよ!公文書破棄の責任追及」

政治・社会

 大阪都構想の住民投票に関連して毎日新聞が「218億円コスト増」とした記事の原稿を、事前に大阪市財政局幹部に見せ修正などさせていた問題で、財政局が問題の文書を公文書扱いとしたうえで、故意に廃棄して隠蔽していたことがわかった。

「都構想」公文書、大阪市が故意に廃棄…議員には存在を隠蔽 : 読売新聞オンライン
 廃棄した理由について、中村課長は18日の委員会で「財政局を挙げて記事を確認し、(毎日と)共作したと受け止められてしまう不安があった」と説明。廃棄した事実は当初、松井一郎市長にも報告しておらず、松井市長は記者団に「危機管理として最悪。幹部職員が責任を取らないといけない」と述べた。

吉村府知事「毎日新聞!出番ですよ!」

 この問題に対して大阪府の吉村洋文知事はツイッターで「毎日新聞!出番ですよ!森友、桜で公文書破棄の責任追及を思いっきりやっていたパワーをここでも発揮して下さい!」と、大阪都構想否決のために財政局と事実に反する記事を合作したとみられる毎日新聞を皮肉った。


 毎日新聞では「公文書クライシス」と称して、公文書管理に関する追及を繰り返しており、ウェブ版では特設ページまで用意されている。
参考:公文書クライシス – 毎日新聞

 まさか天下の毎日新聞さんが、自社に関わる疑惑の文書を廃棄した大阪市財政局を追及しないなんてことはないですよね?これこそ公文書クライシスですよ。

関連:毎日新聞と市財政局の合作か?大阪都構想218億円コスト増の記事、記者が財政局職員に下書きを2度も確認させていた
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【運営・執筆】竹本てつじ【転載について

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