立憲民主党新潟県連「ほんの少し許して欲しい」でお馴染みの米山前知事を衆院選新潟5区で推薦してしまう
立憲民主党新潟県連は23日、設立大会後初めての常任幹事会を開き、次期衆院選で米山隆一前新潟県知事を新潟5区で推薦することを決めた。米山氏は新潟県知事時代の2018年に、出会い系サービスで知り合った女性と関係を持ち、女性側に一回数万円の金銭を渡していたことが発覚し辞職している。
立憲民主党県連 新潟5区で米山隆一前知事の推薦を決定
新潟5区を巡っては、出馬の意向を表明していた米山隆一前知事がことし9月、立憲民主党県連に推薦願いを提出。
今月15日の野党間協議でも、米山さんで一本化する方針を確認していました。
立憲民主党県連は23日の会合で米山さんの推薦を決め、23日付で党本部に推薦の申請をしたということです。
【立憲民主党県連代表 西村智奈美 衆院議員】
「きょうの決定を受けて、さらに次の総選挙に向けた体制・足場固めをしていきたいと考えています。全県的な戦いをさらに前に進めたい」
問われる立憲民主党の人権意識
関係を持った女性に金銭を渡している時点で売春行為なのだが、米山氏の弁明の通り恋愛感情があったとしても問題は変わらない。女性との関係に際してお金を支払うという発想が既に女性の人権をないがしろにしている証左だ。
米山氏は辞任するまで数日の空白について「ほんの少し許して欲しい」と発言したことが今でもネットの話題になることがあるが、関係を持った相手に金銭を渡すような人物が国政政党の推薦を得ることは許しがたい。立憲の人権意識が問われる事案である。
立憲民主党は2017年の衆院選で、民進党時代にセクハラ疑惑のあった初鹿明博衆院議員(当時)を公認したが、その後に強制わいせつで起訴され批判を浴びている。この時の選挙では共産党も初鹿氏を支援したことが会見で問われ、小池晃書記局長は「総合的な判断」としか答えられなかった。
野党共闘とは、女性の人権を踏みにじってまですることか。他の野党はこの立憲民主党新潟県連の動きに追随してはいけない。
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