群馬県はGoToイート、トラベル継続 山本一太知事「トラベルにより感染が拡大した事実はほとんどない」


 政府が観光支援策「GoToトラベル」と飲食業支援策「GoToイート」を、都道府県と連携して運用見直しを行うことに対して群馬県の山本一太知事は22日の会見で、いずれも制限を加えない方針を明らかにした。また、GoToトラベルによる感染拡大が指摘されていることについて「感染が拡大した事実はほとんどない」とも述べた。

Go To、群馬は「継続」 山本知事が臨時会見 – 産経ニュース
 これを受けて山本知事は会見で、県内の感染状況は、国が示す4段階の基準のうち「ステージ3」(感染急増)に該当する状況ではないと指摘。社会経済活動への配慮も必要だとして、トラベル、イートとも継続すべきだとした。

 また、「トラベル」により感染が拡大した事実は「ほとんどない」とも述べた。

相関と因果を混同した議論

 GoToトラベルによる移動である程度の感染者が出ることは想定済であったが、全国的な感染者増加の主因とするのは現時点で根拠がない。GoToを批判する側も擁護する側も全国の感染者数グラフを引用し、増加の起点がGoToの施策と相関しているかどうかで議論しているが、これは完全に間違いである。

 グラフの相関関係だけで主因とするならば、時系列で合致するすべての出来事が原因となってしまう。増加傾向の起点となる時期にGoToの東京追加などがあったとしても、感染者の多数がGoToを利用していないことから因果関係は認められない。

 例えば「犯罪者は毎日水分を摂っていた」というのは相関関係としてマッチさせることはできるが、犯罪の発生と水分摂取の因果関係が認められないのと同じ理屈だ。

 双方ともに「GoToとの相関関係があるか否か?」ではなく「GoToとの因果関係があるか否か」を議論していない。そもそも日本全国の移動や消費のほとんどがGoTo以外でも行われている実情からして、GoToだけを規制しても意味がないだろう。

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【運営・執筆】竹本てつじ【転載について

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