立憲民主党、党幹部の地方訪問にPCR検査を義務化→検査していない人々が枝野代表を100名以上で囲むフェス開催

政治・社会

 立憲民主党は20日、党務で全国各地を回る代表、幹事長、政調会長などの党役員は事前にPCR検査を受け陰性を確認することを決めた。党役員と同行する秘書、職員にも適用される。GoToトラベルの停止を求める一方で、同党の小川淳也衆院議員が新型コロナ陽性と診断されたことを受けての対応と思われる。


未検査の人に囲まれるフェス開催

 東京での感染者が地方に出張することを防ぐ対策としては有効だが、出張先での街宣や会合参加者に適用されない限り万全の体制とは言えないだろう。

 GoToトラベルを批判して停止を求める一方で、立憲民主党は県連立ち上げなどに合わせ、幹部が参加する大規模な会合や街頭演説会を頻繁に行っている。22日には兵庫県連立ち上げを記念して「立憲ひょうごフェス2002秋」を開催し、7人の支部長と定員115名、その他のスタッフを合わせるとかなりの人数になることから批判の声も上がっている。


 批判を受けてかは不明だが、開催を2日後に控えた20日になって街頭演説会の中止が発表されたが、集会そのものは予定通り行われるようだ。これでは幹部がPCR検査を受けても、出張先で感染して帰ってくるだけだ。

 衆院選に向けた大規模街宣や、支持固めのための地方出張を正当化するためのPCR検査に意味があるのだろうか?自民党のパーティーを批判してきた立憲民主党が、名前を「フェス」「大作戦」と言い換えて国民を欺こうとしているようにしか見えない。

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【運営・執筆】竹本てつじ【転載について

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