記者「共産党は衆院選でセクハラ初鹿を応援した」小池書記局長「報道されてましたっけ?」記者「されてた」小池「ふーん。総合的判断です」
政治・社会
日本共産党の小池晃書記局長は23日の記者会見で、強制わいせつで書類送検された初鹿明博議員を共産党が衆院選で応援したことについて記者から問われ、答えをはぐらかす場面があった。
記者からは「女性をホテルに連れ込もうとして失敗したような人をなぜ推したのか?」と問われたが、小池書記局長は「その前に報道されてましたっけ?」と誤魔化そうとした。これに対して記者は「(報道)されています」と切り返したが、小池書記局長は「ふうん。まあ総合的判断です」と直前の発言と矛盾する回答をした。記憶も曖昧なのに総合的判断も何もないだろう。
セクハラ問題は政争の具
初鹿氏のセクハラ問題が最初に報じられたのは2016年12月で、その際に民進党青年局長を辞任し党から厳重注意を受けている。その後、民進党の分裂で立憲民主党と共産党が衆院選で共闘するまでに1年も経っておらず、本当に小池書記局長が初鹿氏の問題を忘れていたなら共産党の認識が疑われる。
また、初鹿氏が共産党との共闘で比例復活を果たしてから10日も経たず2度目のセクハラ問題が報じられ、党の役職停止処分(6か月)となっている。衆院選の直後の報道であったため、野党の女性問題への認識が問われることとなったが、これを小池書記局長は忘れたというのだろうか。
野党共闘で応援した議員のセクハラ(強制わいせつ)問題は平気で忘れるのに、その後に起きた財務省のセクハラ問題では烈火のごとく責め立て麻生大臣の辞任を迫ったのは共産党だろう。共産党にとっての女性の人権は政争の具だということがよくわかる。
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