何でも反対!はやぶさ2の帰還に共産党前議員「軍事転用されたら、弾道ミサイル技術となる」
小惑星りゅうぐうの砂が入ったカプセルを無事地球に送り届けた宇宙航空研究開発機構(JAXA)の探査機「はやぶさ2」について、日本共産党の宮本岳志前衆院議員は20日、共産党兵庫県委員会の機関紙で「これが万一軍事に転用されることになれば、まぎれもなく「弾道ミサイル技術」となるでしょう」と軍事転用を懸念する記事を寄稿した。
兵庫民報Web版: 宮本たけし「はやぶさ2の快挙と学術会議会員任命拒否」:連載「東奔西走」8
二〇一四年十二月に種子島宇宙センターから打ち上げられた「はやぶさ2」は、一八年六月に小惑星リュウグウに到着。リュウグウの物質を持ち帰り、着陸カプセルを大気圏に投入し、驚くほどの精度で追跡し回収しました。この日本の技術は素晴らしいものですが、これが万一軍事に転用されることになれば、まぎれもなく「弾道ミサイル技術」となるでしょう。
なんでも政権批判につなげる
兵庫民報の記事を読むと、日本学術会議の任命拒否に絡めて技術が軍事転用されると言いたいようだ。そんなことを言い出したらすべての技術が軍事転用可能で、あらゆる産業やそれに関わる研究まで警戒しなければならない。よほどネタに困ったのかも知れないが「はやぶさ2とかけまして~、学術会議問題と説く~」みたいな謎かけを機関誌に寄稿してしまうのは如何なものか。
過去にはモリカケに熱が入りすぎ「地獄を見せる」など過激なフェイスブック投稿が問題視され、その後は現職でありながら大阪12区の補選に駆り出され失職、選挙では供託金没収ラインを下回るぶっちぎりの最下位。次期衆院選では比例近畿ブロックに加えてもらえるようだが、大混戦の大阪5区にも重複立候補をしなければならない。初当選は参議院大阪選挙区であるが、それ以降は連続落選し比例単独のみで衆院4期。宮本氏は選挙に弱いのに口だけは強気な傾向にある。
他党のように民主的な惜敗率順で比例復活を決める方式ではなく、共産党は党内地位による固定名簿で当選者を決める。この共産党独特のシステムに頼らず惜敗率上位で当選できるか見物だ。
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