バズフィード「あなたは「自分は森さんじゃない」と言えますか?」人の名前を差別の代名詞に使う愚かさ

政治・社会

 バズフィードジャパンが17日にアップした記事のタイトルが物議を醸している。

 記事は森喜朗元総理の発言を契機に、障害や人種に対する「レイシズム」について社会学者にインタビューしたものだ。問題はこの内容ではなく「あなたは「自分は森さんじゃない」と言えますか? マジョリティの“特権”とは何なのか」というタイトルだ。個人の名前を差別の代名詞として用い、結果的に氏名による差別やイジメを助長している。特定個人を叩く悪質なタイトルを付けるバズフィードジャパン編集部の悪意すら感じるものだ。

己の差別意識に気が付いていないバズフィード

 新型コロナウイルスでは地名にちなんだ命名をWHOが避けていることから「COVID-19」とされたが、日本では「武漢ウイルス」「武漢肺炎」と呼ぶことを「差別を助長する」と批判する人も多い。そういった人たちが森氏の名前を差別の代名詞にすることを全く批判していないのは何故だろうか?

 先日も沖縄タイムスが「あなたの周りの森発言を募集」というタイトルで記事を配信したことが批判され謝罪に追い込まれている。これもバズフィードジャパンと同じ構図であり、特定個人を差別や無理解の代名詞とする愚かな行為である。
参考:沖縄タイムス、逃げ切れず渋々謝罪「#あなたのまわりの森発言、としたことは個人への配慮が足りませんでした」

 こういったタイトルが罷り通る要因の一つとして考えられるのは、バズフィードジャパンが常に「我こそは正義」という傲慢な態度で記事を書いていることだ。行き過ぎた正義が特定個人を執拗に叩くことへの罪悪感を忘れさせているのではないか。記事の趣旨は「自分の差別に気づいていないだけでは?」というものであるが、己の差別に気が付いていないのはバズフィードジャパンだったというオチだ。

関連:沖縄タイムス、逃げ切れず渋々謝罪「#あなたのまわりの森発言、としたことは個人への配慮が足りませんでした」
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