【接待問題】総務省総幹部はなぜ「更迭」ではなく「人事異動」なのか?社会部記者が知らないのは異常【マガジン82号】
KSLブログ
総務省の幹部が菅総理の長男の勤務先から接待を受けていた問題で、総務省は秋本芳徳情報流通行政局長と湯本博信官房審議官の2人を20日付で大臣官房付とする人事を発表した。これに対して「なぜ更迭ではなく人事異動なのか?」との声が上がっている。
更迭です!
「あくまでも転任。通常の人事異動と承知」 総務省幹部2人“事実上の更迭”に加藤官房長官
国家公務員倫理審査会の承認を得た上で、必要に応じ総務省において適切に対応される」とした上、「更迭といった言葉づかいだが、あくまで転任。通常の人事異動の位置づけ」 https://t.co/N9addkhUkb— 望月衣塑子 (@ISOKO_MOCHIZUKI) February 20, 2021
社会部記者が理解していないのは異常
こういうレベルの人間を社会部の記者として雇っている東京新聞は大丈夫なのだろうか?
なぜ今回は「更迭」ではなく「人事異動」としているかというと、日本では「一事不再理」の原則があるからです。一度確定した判決がある場合、同じ事件で再び公訴することはできないということは憲法に明文化されています。いわゆる「二重処罰の禁止」の原則は一般企業の就業規則でも採用され、一度処分された事案では原則的に再処分できません。
今回の総務省のケースで言うと以下のような理由が考えられる。
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【運営・執筆】竹本てつじ【転載について】
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