ブーメラン!民主党政権時の男女共同参画担当大臣は夫婦別姓反対の与謝野馨、連立内閣には亀井静香も【マガジン85号】


 立憲民主党などの特定野党は、丸川珠代男女共同参画担当大臣が選択的夫婦別姓に反対の立場を取っているとして菅総理の任命責任を問い追及している。

 そもそも夫婦別姓と男女共同参画の絶対条件と考える思考が理解できないのだが、これで任命責任を追及する立憲民主党は自分たちが民主党政権時代に、誰に男女共同参画担当大臣を任せていたかを忘れているのだろう。

 現在、立憲民主党の最高顧問である菅直人衆院議員が総理であった2011年、男女共同参画担当大臣に任命されたのは夫婦別姓に最も反対していた「立ち上がれ日本」を前日に離党したばかりの与謝野馨である。また、与謝野氏が入閣するより前に閣内で夫婦別姓に反対していたのが郵政改革担当大臣だった亀井静香だ。この亀井氏が最近、NHKのドキュメンタリーで夫婦別姓について「付き合ってられない」などと酷評したことを立憲民主党の議員らがバッシングしているが、これは歴史修正ではないのか。

民主党政権デタラメ組閣の歴史

 民主党政権が誕生した2009年9月、最初に任命されたのは連立を組んだ社民党の福島瑞穂党首だった。本人の能力は別として、政策主張としては矛盾しておらず民主党的には適任だった。だが、この福島氏は鳩山総理(当時)が辺野古への移設を閣議決定する際に署名を拒否して辞任。事実上の更迭であった。その後に誕生した菅直人政権で玄葉光一郎、岡崎トミ子に続く男女共同参画担当大臣があの与謝野馨だ。

 そもそも民主党でも意見の割れていたテーマで、最終的なマニフェストには夫婦別姓は記載されていない。民主党の流れをくむ立憲民主党などは選挙のたびに男女共同参画と夫婦別姓を口に出すが、選挙後は特に何も動かずまた次の選挙が近づいたところで「夫婦別姓を公約に」と言い出すのだ。これは民主党政権の最初の連立と組閣から始まっていることで、立憲の枝野代表も失敗は認めている。

 枝野代表は民主党政権の迷走をこう振り返っている。