玉城デニー知事が推す副知事候補「米軍や防衛省関連工事には手を挙げてさえいない」→過去に5回、米軍関連工事に入札していたことがバラされる

政治・社会



 沖縄県の副知事任期満了に伴う後任候補として提出された人事案に問題が発生している。

 玉城デニー知事は県政策参与の照屋義実氏を後任に充てようと人事案を提出したが、自民党会派の島袋大県議によると、副知事候補の照屋氏は2014年の朝日新聞のインタビューで「ここ10年ほどは、米軍や防衛省関連工事には手を挙げてさえいない」と述べていたが、2004年から2014年のあいだに5回も米軍関連工事に入札参加していたというのだ。この虚偽発言について島袋県議は「副知事の品格として不適切だ」として人事案の撤回を求めている。
出典:沖縄副知事候補のインタビュー発言を「虚偽」と指摘 自民の島袋県議  – 琉球新報デジタル

虚偽発言だけではない「大問題」

 インタビューの虚偽発言も問題であるが、米軍基地への反対運動をする活動家らと関係の深い玉城知事が推す候補が、米軍関連工事に入札していたという事実の方が大問題だ。いずれも入札には失敗しており落札はしていないが、あれだけ辺野古の工事を妨害して警備会社にまで攻撃の矛先を向ける人たちにとっては許されることではないはずだ。

 インタビューが掲載されたのが2014年で「ここ10年ほど」ということから2014年から過去に遡って2004年までを調べたようだが、インタビュー以降の入札は無かったのだろうか?

 いずれにしても、経営する会社が米軍基地関連工事で利益を上げようとしていた事実があるのに、玉城デニー知事はその人物を副知事にしようとしているのは矛盾した行動だ。玉城知事は米軍基地反対派の支援を受けながら、自分が選んだ副知事は米軍基地で儲けようとしていたのだから、これはマッチポンプのようなものだ。

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【運営・執筆】竹本てつじ【転載について

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