DVシェルターの場所を漏らした嘉田由紀子は議員辞職すべき、広島再選挙でも根拠不明の発言【マガジン100号】

政治・社会


 ドメスティックバイオレンス(DV)の被害者を保護するシェルターの場所について、特定可能な情報をインターネット動画内で発言した嘉田由紀子参院議員(無所属)への批判が高まっている。指摘を受けた嘉田氏は「不適切な発言だった」と見解を示し、5月15日には滋賀県内の関係先などを訪れお詫びして回ったようだ。
参考:DV被害者シェルター所在地に動画で言及 嘉田由紀子議員が釈明 | 毎日新聞

4月21日の「共同親権を求めるオンライン集会」での私の発言について、滋賀県に帰り、県庁の担当部局や、県内の関係者の皆さまに、配慮を欠く発言をし、ご迷惑をおかけしたことをお詫びして回りました。「今後気をつけるように」などいろいろのご意見をいた…

嘉田 由紀子さんの投稿 2021年5月15日土曜日


 謝って済むような問題ではなく、国会議員の職を辞するべきだ。滋賀県の担当部局が謝罪に来た国会議員を叱責するわけもなく、社交辞令程度に挨拶されたことを「許された」と考えているなら大間違いだ。

DV避難と連れ去りを混同している

 嘉田氏は離婚後の共同親権などについて熱心に活動しているが、根本的にDV被害を訴える女性側が子供を伴って保護を求めることを"連れ去り"と認識しているのではないだろうか。通常の離婚や別居とは違い、一方が暴力を振るっている場合に、加害者と被害者を同等に扱うことができない現実をどう考えているのか、その認識は疑わざるを得ない。

 嘉田氏は指摘を受けた直後の5月13日の法務委員会でも、悪びれた様子もなく関連質問を行い自説を展開している。そもそも自分は間違っていないと思っている証左だ。

 一方的に協議もせず子供の監護権を行使する「連れ去り」の問題と、DV被害者と子供の緊急避難的措置を曖昧にする言説は危険極まりない。

広島再選挙でも根拠なき発言

 嘉田氏は4月に行われた参議院広島再選挙でも、野党候補の宮口治子氏に関する報道を行った週刊新潮を憶測で批判している。シングルマザーを売りにしていた宮口氏が、離婚後3年ですでに結婚予定もあり結婚式の前撮り写真が流出したことに対して、嘉田氏は週刊誌報道が出る前から根拠不明な"反撃"を展開し周囲を困惑させている。