日清がカップヌードルの「フタ止めシール」廃止を発表 新しいフタの止め方を動画で紹介
政治・社会
日清食品が4日、カップヌードルのフタ止めシール廃止を発表した。これにより年間33トンのプラスチックが削減できるという。気になる「新しいフタの止め方」についてだが、シール廃止後はフタの折り返し部分が二つになるそうだ。
発売50年を機に、カップヌードルの底に付けていた「フタ止めシール」を廃止することにしました。これで年間33トンのプラスチックが削減できます。じゃあどうやってフタを止めたらいいの?っていう方、動画をご覧ください。#世界環境デー #環境の日 #順次切替予定https://t.co/fC9WjivvJV pic.twitter.com/hXHex38wwF
— カップヌードル (@cupnoodle_jp) June 4, 2021
シール必須という声も
フタ止めシールの廃止については3日にカップヌードルの公式ツイッターが「さようなら、全てのフタ止めシール。#西暦2021年6月4日11時発表」と投稿したことから惜しむ声がネット上に多数投稿されていた。シールの用途として外装フィルムを剥がすことに利用している人も多いようで、新しいフタの止め方への賛否とは別の議論を呼びそうだ。
さようなら、全てのフタ止めシール。#西暦2021年6月4日11時発表 pic.twitter.com/sJyN3h6yXF
— カップヌードル (@cupnoodle_jp) June 3, 2021
カップヌードルは2008年4月に容器を紙に変更し、シールと外装フィルム以外は燃えるごみとして廃棄できるようになっていた。昨今の環境問題を考えると、プラスチックの仕様を極力避けるのは仕方のないことだが、新しいフタ止め方法がシールを超える安心と信頼を得るには時間がかかりそうだ。
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