【動画】立憲民主党が中国共産党100周年に祝電 枝野代表「国際局で手配して私の名前で出す」
政治・社会
立憲民主党の枝野幸男代表は30日の定例会見で、7月1日に創建100周年を迎える中国共産党に対して祝電を送ることを明かした。文面は党の国際局で用意し代表名義で送るという。
枝野氏は「台湾や、あるいは長年に渡るチベットなどに対する人権侵害については甚だ遺憾」としたうえで「一方で北京政府と我が国は物理的に避けられない近い距離にあるわけで、そこの政権を担っている政党に対して儀礼的なメッセージは国際局で用意している」と述べた。
儀礼的なものであれば許される?
中国共産党に対する祝電に関しては、元衆議院議長の河野洋平氏が送っていたことで批判を浴びている。また、立憲民主党の小沢一郎衆院議員も100周年に合わせてビデオメッセージで祝意を伝えていたことが、中国メディアによって報じられている。
立憲民主党以外の政党がどのような対応をするかは定かではないが、自民党では2017年に習近平主席の2期目発足時に安倍晋三総裁(当時)の名前で祝電を打っている。
参考:【中国共産党大会】自民党の安倍晋三総裁が中国・習近平主席の2期目発足に祝電 政府は祝意も海洋進出強行を警戒 – 産経ニュース
儀礼的なものであれば問題ないという見方もあるだろうが、近年は中国共産党による香港弾圧やウイグルでの人権蹂躙が国際的に非難の的になっていることから、以前とは状況が違うというのも事実だろう。
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