菅直人元首相が小沢一郎批判「二階氏の手法は小沢一郎氏譲り。私が総理の時小沢氏を幹事長にしなかったので党内で反旗を挙げた」

政治・社会



 立憲民主党の菅直人元首相は9日、東京都の小池都知事と自民党の二階俊博幹事長の蜜月関係を批判するなかで、同じ立憲民主党の所属する小沢一郎氏の名前を挙げて批判を展開し、総理時代に小沢氏が「反旗を挙げた」と恨み節を投稿した。


同じ党であることも忘れている?

 様々な軋轢がある中で、大きな塊を作ろうと呼びかけて結集したのが現在の立憲民主党だ。そういった経緯を無視して元首相で同僚となった小沢一郎氏をこういう形で批判したことは党内に亀裂を生じさせるものだ。同じ党になったことも忘れているのだろうか。

 菅直人元首相が小沢氏の名前を出すに至ったのは、東京都の小池都知事が国政に復帰するとの憶測が流れ、これを自民党の二階幹事長が関わっているという噂からだ。


 二階幹事長の手法を「小沢一郎氏譲り」として批判するならば、まずは立憲民主党内で小沢一郎氏の処遇について提案でもしてみてはどうか。菅直人元首相のツイッター投稿を巡っては、2019年に国民民主党に対して「政治理念が不明確なので解散し、参院選までに個々の議員の判断で立憲との再結集に参加するのが望ましい。」と投稿して両党の関係に亀裂を生じさせるなど、枝野代表も頭を悩ませている。

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【運営・執筆】竹本てつじ【転載について

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