加藤清隆氏のツイート、共産党の熱海土石流救援募金チラシに「共産党の為に使わせてもらう」はデマ

政治・社会



 日本共産党が作成した『熱海・土石流 救援募金にご協力を』というチラシに「共産党の為に使わせてもらう」と書かれているとするツイッター投稿が拡散されている。投稿主は政治評論家の加藤清隆氏であるが、なんら根拠は示されていない。いつものデマだ。


いつもの知ったかぶりデマ投稿

 加藤氏の投稿にある『熱海・土石流 救援募金にご協力を』というチラシは日本共産党東京都委員会が作成し東京民報の号外として公開されたものだ。

 念のため、街頭での募金告知用のバナーなども確認したが、加藤氏の指摘する「共産党の為に使わせてもらう」という文言は確認できなかった。日本共産党では2016年の熊本地震で、当時の品川地区委員長が衆院予定候補としての演説会で集めた募金37万円について「熊本の被災地救援、北海道5区補選支援、党躍進のためにありがたく使わせていただきます」とツイッターに投稿し批判を浴びている。

 この問題以降は政治活動とは区分して全額を被災地に送ることを強調するようになっていることから、加藤氏のツイートにある「共産党の為に」など書くはずがない。ただし「全額を被災地」という表現には、被災地自治体だけでなく被災地の地区委員会が行う被災者救援資金も含まれる可能性があるため、全額を自治体に預けることを求めるネット投稿も見られる。

 今回の募金に関して日本共産党中央委員会は「お預かりした救援募金は、日本共産党の政治活動のための資金と区別し、全額を被災者救援、被災自治体への義援金に充てます。」としている。
参考:「2021年豪雨・土石流災害救援募金」へのご協力を訴えます/日本共産党中央委員会

 過去の事例をもってして疑いを持つことは否定しないが、加藤氏のような悪意しか感じないデマに釣られているひとは訂正しておいた方がいいだろう。デマを指摘されて「でも」「だって」と過去の写真を引っ張り出してくることが、どれほど惨めな行為かも考えた方がいい。

 加藤氏は裁判で敗訴してもデマ投稿をやめない。情報も自分で得たものではなく、他人が取材調査した記事をツイートに起こして自分のものする。ここ最近でも保守系論壇から厳しい指摘を受けているが、そんな人間のツイートをありがたがって拡散している人は考え直しましょう。

 日本共産党東京都委員会に取材すると広報担当者は「加藤氏のツイートは確認していない」とのことだが、ここまでの悪意あるデマは被災地への募金を阻害するものであり、党としてしっかり対応をする必要があるだろう。

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