ロシアの選手村設備批判は虚報!太田雄貴氏が本人に確認「選手村は快適で素晴らしい。日本のスタッフの親切さにも感謝していると」
東京オリンピック選手村の状況について、テレビや冷蔵庫もなくロシアのフェンシングチーム監督が「バスルームは飛行機の座席のようだ」「21世紀の日本とは思えない環境に驚いた。選手が気の毒だ」と酷評していると報道されたことを受け、国際フェンシング連盟副会長の太田雄貴氏が22日にロシアチーム監督に直接確認したところ、不満の内容がロシアメディアの脚色であったことが判明した。
今日選手村で本人に確認したら、
到着した時にシャワーのヘッドが故障して困ったとジャーナリストに伝えたが、それ以外は脚色だと。
選手村は快適で素晴らしい。日本のスタッフの親切さにも感謝していると。
書いてることと全然違った。https://t.co/1jf4dqd3yT— 太田雄貴 (@yuking1125) July 22, 2021
海外メディアには要注意
ロシアメディアの誤った情報を、日本のメディアがそのまま引用したというなんとも間抜けな話であるが、日本にいるロシアチーム監督に確認さえすれば防げた誤報だ。テレビや冷蔵庫がないことも組織委員会の説明が正しく、ロシア側が有料レンタルの事前申し込みをしていなかっただけだ。
冷蔵庫、テレビ問題ですが、これは、
組織委員会の見解が正しく、事前申し込み(有料レンタル)で有無が決まります。
私も現役の時、テレビ有り無しの両方を経験しました。ちなみに豆知識として、テレビは、全競技の国際映像が見れ(解説なしの生の映像)、色んな競技を生放送で見れます。
— 太田雄貴 (@yuking1125) July 23, 2021
メディアや野党政治家が煽る「海外で不評」というのも怪しいもので、太田氏が会った選手はほぼ全員が事前合宿の素晴らしさなどを評価しているという。
特に会う選手がほぼ全員が口を揃えて言うのが事前合宿が素晴らしかったとの事。
ホストシティのホスピタリティが何から何まで素晴らしかった。
既に隔離の中の為、外食が出来なかったのは残念だったが次回は楽しみ。コロナが無ければどんなにワクワクしたのかと想像する。悔しい。
— 太田雄貴 (@yuking1125) July 23, 2021
都合よく海外メディアを利用するとこういうデマにひっかるので、組織委員会や日本政府を責めてしまった人たちは反省したほうがいいでしょう。