立憲・枝野幸男さん「政権交代を実現し感染を封じ込めたい」まずは立憲内の不祥事を封じ込めるのが先では?【マガジン123号】

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 立憲民主党の枝野幸男代表が28日に放送(収録23日)されたラジオ番組で、これまでの政府の新型コロナ感染症対策を批判し「次の衆議院選挙で政権をしっかりと預かり、新型コロナウイルスを封じ込めたい」と次期衆院選での政権奪取を宣言しています。
参考:立民 枝野代表 “政権交代を実現し感染を封じ込めたい” | 新型コロナウイルス | NHKニュース

 昨年の合流新党発足時は自信満々に政権交代を謳っていた枝野代表ですが、今年になってからは次期衆院選での政権交代を断念したのか、将来的な政権交代と言い換えていた。どの情勢調査を見ても、自民党の議席減を最大に見積もっても野党共闘の合計議席がそれを上回ることははなかったからだ。

 だが枝野代表は同じラジオ番組で「メディアの世論調査に出ていない要素を分析しないといけない。われわれは一つの小選挙区で1000サンプルくらいの調査をし、十分に政権が代わる可能性があるという結果が手元にある」と述べている。
参考:政権交代、独自調査で根拠 立民・枝野氏:時事ドットコム
 反政権的な偏りのある調査でも自民党が200議席は確保する計算なのですが、どんな調査をすれば政権交代が可能なのか。共産党を除く連立可能な野党の擁立数からしても不可能なんですが。

コロナより党内の不祥を封じ込めないと

 先日の総務省の発表では、ついにネットの利用時間がテレビの視聴時間を超えたとか。これまではテレビの偏向報道が政権交代の必須条件のようになっていましたが、ネットの閲覧時間増加により野党の不祥事も広く周知されるようになりテレビが世論操作をするのも難しくなってきている。

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【運営・執筆】竹本てつじ【転載について

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